ENEOSホールディングスとENEOSはこのほど、EV(電気自動車)コールセンター業務における問い合わせ客への応対品質向上を目指し、音声AIエージェントを活用した実証実験を開始した。
音声AIは、スタートアップ企業のVerbexが開発したシステムを採用。ENEOSのEV充電サービス「ENEOS Charge Plus」の利用者からの問い合わせのうち、充電器の利用(故障)に関するものを音声AIエージェントが受けることで応対内容の標準化やお客さまの待ち時間の短縮を図り、顧客応対品質の向上を目指す。
音声AIエージェントでは解決に至ることができない場合は、ただちにオペレーターに引き継ぐ仕組みも検証する。Verbexの音声AIエージェントは、日本語での自然な対話と高い応対精度が特徴で、他業界での導入事例では「応対したお問い合わせの80%をオペレーターなしで完結」「お客さまの待ち時間90%削減」などの成果をあげていることから、ENEOSグループでも実証に採用することにした。今回の実証を通じて得たノウハウは、他のコールセンター業務の効率化や応対品質向上にも活用することで、お客さまのニーズに合わせたサービスの拡充と高度化を図ることにしている。
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INPEXグループの系列SS、敦井石油販売・上越SS(新潟県上越市)でこのほど、RD40(リニューアブルディーゼル40%混合軽油)の一般ユーザー向け販売がスタートした。同SSにはRD40の専用計量機を設置。SS店頭でのRD40の一般販売は国内初。このほか同SSではNEXCO東日本グループのネクスコ・メンテナンス新潟のゴミ収集車などにRD40の供給を開始した。
今回の取り組みは、INPEXの100%子会社INPEX JAPANによるRDの普及促進および地域輸送部門の脱炭素化に向けた取り組みの一環として行ったもので、今回使用したRDは世界最大のリニューアブル燃料メーカーNeste OYJグループから調達され、伊藤忠エネクスを通じてINPEX JAPANに供給された。RDは既存のディーゼル車にそのまま給油し使用できるなど運用の柔軟性を高めた製品として注目されている。
INPEX JAPANは、2023年からRDの取り扱いを開始しており、2024年からは軽油との混和が可能なRD40の供給・販売を開始。2025年5月にはネクスコ・メンテナンス新潟から新潟県上越市近郊の高速道路PAおよびSA内で運行するゴミ収集車へのRD40供給について正式な打診を受け、検討が進められていた。

伊藤忠エネクスは16日、RD(リニューアブルディーゼル)40%+軽油60%の混和品を新名称を「FINE DIESEL」に変更し、さらなる普及を目指すと発表した。
RD40%混合燃料はこれまで「RD40」として展開していた。「FINE DIESEL」の名称には、FINE(品質が優れた・洗練された・晴天の)とDIESEL(軽油)を掛け合わせ、高品質な環境配慮型の軽油代替燃料であることを表現。ロゴにはFINEとDIESELの頭文字である「F」と「D」をモチーフに、RDと軽油が一体となるイメージをデザイン。地球を想起させるブルーと持続可能な未来を示すグリーンで、クリーンエネルギーへの移行を表現した。
また、キャッチコピーは「その選択で地球の未来は変えられる」とし、RDを選択するという意思決定がカーボンニュートラルを加速させ、より良い地球の未来をともに目指す。
FINE DIESELは、CO2排出量を軽油対比で40%削減でき、RD100%製品に比べてコストを抑えながらCO2削減目標や予算に合わせた段階的な導入が可能。さらに地方税法上の「軽油」に区分され、燃料が少なくなった場合も従来どおり軽油を給油することが可能であるなど手軽に利用でき、RD100%製品を利用するときに必要だった譲渡証や管理簿の手間も不要で特別な手続きの必要がないというメリットがある。

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ENEOSサンフラワーズは、2月15日に横浜武道館(神奈川県横浜市)で開催された「大樹生命Wリーグ ユナイテッドカップ2025-26」ファイナルステージ決勝戦でデンソーアイリスを69対62で下し同大会に初優勝した。
ユナイテッドカップは、昨シーズンからスタートしたカップ戦で、リーグ戦とは別にWプレミアとWフューチャーの所属15チームが東西の2エリアでのグループステージを勝ち抜き、5チーム(東西エリア上位2チームと昨シーズンWリーグ優勝の富士通レッドウェーブ)によるトーナメント方式で開催された。
今シーズンのWリーグも各チームの実力が拮抗する中でレギュラーシーズンは苦戦が続いたENEOSサンフラワーズだが、ユナイテッドカップでは2月13日から3日間の短期決戦でファイナルステージに臨み、準々決勝でトヨタ紡織サンシャインラビッツ、準決勝で富士通レッドウェーブ、決勝でデンソーアイリスに勝利。特に決勝戦では前半から今シーズンでの引退を表明している宮崎早織選手の3ポイントシュートでチームを勢いづけ、その後も着実に得点を重ね勝利した。
大会のベスト5には、ENEOSサンフラワーズから宮崎選手、星杏璃選手、アシュテン レイン プレッチェル選手が選出され、MVPは決勝戦で16得点12アシストを記録した宮崎選手が受賞した。

太陽石油が企画した、「徳島県立名西高等学校×SOLATO」によるコラボラッピングバスの出発式がこのほど、同高校(徳島県石井町)で執り行われた。
この取り組みは、同社の地域貢献活動としてSOLATOブランドとともに、徳島の魅力を発進するために企画された。
コラボラッピングバスのデザインについては、徳島県内で唯一、芸術科がある徳島県立名西高等学校に声をかけ実現。同高校の芸術科1年生の生徒の協力により、“地域・夢・未来”をテーマにしたラッピングバスを制作した。
バスのデザインは、車体の右面に空飛ぶクルマなどが行き交う未来の徳島をイメージしたイラストを一杯に描き、右面は阿波踊り、すだち、鳴門大橋と渦潮な現在の徳島の魅力を満載するなど、若い感性と想いが詰まった作品となった。
コラボラッピングバスは今後数年間、徳島バスの運営により路線バスとして徳島県内をランダムに走行し、徳島の魅力をPRすることになる。車体デザインのほか、車内には広告に見立てて生徒たちが描いたポスターも飾られている。
出発式では太陽石油ブランドキャラクターのソラトくん、徳島県のすだちくん、石井町のふじっこちゃん、徳島バス公式キャラクターのえでぃなどが駆け付け、イベントを盛り上げた。
