石油連盟の木藤俊一会長は、新年賀詞交歓会で「石油連盟は、2050年カーボンニュートラルの実現に向けて、今後も、SAF(持続可能な航空燃料)、CO2 フリー水素、アンモニア、合成燃料、CCS(CO2回収・貯留) といった、既存インフラが活用できる革新的な脱炭素技術の開発と、その社会実装にチャレンジしていく。最近の動向として、欧米各国を中心に、2050年カーボンニュートラル実現に向けた野心的な目標を堅持しながらも、エネルギーコストなどを踏まえた、現実的な取り組みを行うことの重要性が再認識されている」と語り、「気候変動対策の必要性が変わることはないものの、市場の動向や技術革新の状況を見極めながら、持続可能なビジネスモデルを構築することが重要になる。当面は、石油など化石燃料を上手に使いながら、低炭素ソリューションを施し、将来の脱炭素社会の実現に向けて技術革新を起こしていく、こうしたプロセスが大切だ」との認識を示した。
また、「エネルギーを取り巻く環境は、過去に類を見ないスピードで変化している。われわれ石油業界は、カーボンニュートラルを目指し技術革新や社会実装に向けた取り組みを加速するとともに、引き続き、平時・有事を問わず、石油製品の安定供給確保に努め、日本経済の成長と国民生活の安定に貢献していく。そして、石油連盟のキャッチフレーズである『サステイナブルなエネルギーを社会に』の実現を目指す中、石油業界がエネルギー供給者として将来の長きにわたって消費者の皆様に選ばれるように様々な取り組みを進めていきたい」と決意を示した。
石油通信社




