蒸し暑い日が続き、海が楽しい季節がやってきた。
我が家は夫が海遊び大好き。
何年かSUPを続けていて、その影響で私や子供たちも海で遊ぶ機会が増えた。
出産後10キロ以上増えた体重。全体的にたるんだ体。
若い頃とは違い人前で肌をさらすのには抵抗があると思いつつ、日焼けしたい私は、人が少ない海を狙い、太めの腕と足をさらす。
日本も欧米のように、どんな体系の人が肌を出しても気にしない世の中ならいいのに・・・。
ダイエットに挑むも失敗続きの私は、ついつい心の中でついぼやいてしまう。
しかしこんなに日焼けを好むようになったのは、ここ10年くらいだろうか。それまでは海にもほとんど行った事がなかった。
とはいえ、私の日焼けはビキニにショートパンツみたいな大胆な露出は恐れおおく出来ないため、タンクトップとハーフパンツの中途半端な日焼け。
日焼けの後はカッコ悪い。温泉行くとちょっと恥ずかしい。それでも自分的には満足なんです。
そんな私を見て、昨年母から
「あんた将来シミで後悔するよ。後から後悔しても知らないよ!今からちゃんと日焼け止めぬりなさい!!」
と本気で心配され、40歳も過ぎた娘に日焼け止めをくれた。
昔NHKか何かのテレビ番組で、海外の素敵な海の街のおばあちゃんが言っていた。
「シミは人生を楽しんだ証拠なのよ!だから気にしないの、あははは」
とすごく素敵笑顔が
忘れられないのだ。
恐らく私がシミを気にしなくなったのはこれを見てから。
実際、目元にはやや大きめのシミもある。
もしかしたら母がいうように将来後悔するかもしれない。
とはいえ、私はシミもシワもある顔で素敵に笑うおばあちゃんに憧れてしまったのです。
色々な幸せの基準があるけれど、たくさん遊んで私も素敵笑顔のなおばあちゃんになりたいな。