SOS安否確認トリアージキット 発売開始!
こんばんは。
封筒本舗 協同印刷の福井です。
以前からこのブログでも書込みしております、SOS安否確認トリアージキット(特許取得:救助要請キット)をようやく販売へと進める事が出来ました。
ここまでは紆余曲折し、あーでもない、こーでもない。
原価計算をし、少しでも安い所を探しながら、
見た目は? 分かりやすい方が良いよね!
耐久性は? 実験するしかないよね!
加工はどうする? 手間は少ない方が良いよね!
妥協すれば安く出来ますが、そうなると耐久性や安全性の問題が出てきます。
素材を良くすれば、販売価格が高くなります。
会議で意見を聞けば新たな問題も出てきます。
何度でも言いますが、印刷屋が今までしたことが無い事をやるって、ホント難しい。
初めてのことばかりで、ホントに進まない。テレビとかで、新商品が出るまでの苦難をお話ししていますが、今となっては「おっしゃる通り!ホント、ホント、その通り!」って思います。
話しは戻りますが、商品開発は難しい以前に売れる商品と考えるのか、こういった商品が必要なのか、まずここからスタートすると思います。
今回、このSOS安否確認トリアージキットは世の中に無く、災害が多く発生している中で、被災される方々が毎年毎年多くおられます。ある時河川氾濫による河川の周りの住宅1階部分が冠水する災害に見舞われました。
救助を呼びたくても多分停電もあり、電話も不通になったと思われます。
2階の窓からマスコミのヘリコプターに向かってタオルを振って、救助をを求めている。
確かにこの状況では地上から救助に向かう事が出来ません。もしかして重症者がいるのかも知れません。
然らばどういう状況かが分かる何かがあれば、もしかしていち早く救助に迎えるのでなないか?
そう考えました。
そこで私はこういった商品が必要と考え、人の命を救える可能性が少しでも高まる方法として救助要請キットを開発しました。
実際に実証実験の時に消防士さんにも参加いただき、災害があった場合(色々なケースがありますが)、四方から(4組)1軒1軒ドアtoドアにて安否確認を行うそうです。
このキットを普段から防災訓練にて使用頂いている街(自治会)ならば、それぞれ家庭の状況を外に対して掲出するだけで、消防士さんの行動が変わってくると思います。
避難完了を見ればその家には行く必要がない、自宅避難中も然り、優先すべきはSOSと何も掲出されていない家だと判断出来ます。そうなれば確率は1/2になり、救助を求めている家にたどり着く確率は2倍になります。
1分1秒を争う事は救助をする方にとって大事なこととお聞きしました。
そして私の中ではきっとこの世の中で必要とされる商品だと確信しました。
SOS安否確認トリアージキットの詳細は以前にupしたページをご覧下さい。