こんばんは。
印刷担当のラーメン大好きSAMさんです。
今回ソロ登山にした理由は、まず標高が1700メートルと自分でも未知の領域
いつもの仲間と行かないのは、正直何か起きたら嫌だから
自分に何か起きても自分が好きな事して事故が起きる分には自分に納得する
まぁ家族は怒るやろけどな
さらにソロだと山頂まで行けた時の達成感はかなり凄い!
仲間誘を誘わない理由に今回大日ヶ岳は初めて登る、しかも誰も行ったこと無い標高
自分が誘って他の人に事が起きた時に、私には責任を取れない
たぶん皆事故起きても自己責任やでて言うと思うけど、そこの家族はどう思う?
そんなこんなでめんどくさいので今回はソロ登山
大日ヶ岳は冬にスノーボードで高鷲スノーパーク、ダイナランドスキー場とよく滑りに行っており
大日ヶ岳を囲むスキー場で通称高鷲ダイナと言われ、2つのスキー場を一枚のリフト券で行き来出来るお得なスキー場でもある。
ウイングヒルズ白鳥からアクセス出来る登山口もあるが、時間的にも今回高鷲ダイナ側からの入山に決定!
大日ヶ岳を選んだ理由にいつも行ってるスキー場で、ゲレンデ内を歩くため、7割は登山コースを把握しており初めて単独で登るのもある程度安心
さらに大日ヶ岳の標高が1709メートルと過去に私の登山で登った最高1377メートルを良い感じで超えて来るため、将来登りたい白山や御嶽山に登るための身体を標高を慣らして行きたいのもある
2000メートル以下の山を何回か登って身体を慣らす作戦
そしてマイカーでの日帰り登山が、登る時間と睡眠時間と車の移動距離を含めどの地域まで可能か調べたい
ちなみにスノーボードでは前日に行って車中泊したりする。
ぶっちゃけ睡眠時間が少なくても、滑っててもふもとまで降りて車で寝て休憩が出来るから問題無い。
入山か下山までの時間を計画的にしなければならない登山では、それが出来ないので車の運転時間と睡眠時間が重要
夜10時に就寝後、3時前に目覚め約4時間の睡眠時間後
朝7時30に到着後ダイナランドスキー場の入り口駐車場に車を停めて実際登り始めて、ゲレンデの芝生と花に癒やされるのどかさを満喫しながら入山
が、しかしダイナのゲレンデの登山道指定のコースの大半がジャリ
めちゃめちゃ滑る
少し横に外して雑草の部分を歩くが、スキー場の思いもよらななかった傾斜に体力を奪われる
しかも日陰が無く暑い
しかし歩いて登るとエグい急登にしか感じない
いつも見てる景色が地獄
その頃には咲いてる花を見てる余裕が無くなって来る
山頂に行く登山道入り口をスキー場ダイナ高鷲連絡バンブーコースを選び、高鷲ゴンドラ降り口に到着
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240529/21/kkprint01/2b/1c/j/o1080060815445015953.jpg?caw=800)
高鷲登山道入り口から残り3割ほどの大日ヶ岳までの登山道を登り始めて、ブナ林の中を歩く気持ち良いコースを満喫
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240529/21/kkprint01/1c/0b/j/o0608108015445015956.jpg?caw=800)
右手に大きなピークが見えて少し白山が見えた。
あれが大日ヶ岳ピークと信じてた…
そのまま進むと最初の難関ロープ場
ヒィー!
登り切ったらピークと信じて頑張る
ピークから右見たらまたピークがある、しかもエグいアップダウン
フラットな稜線は30メートルほど😓
その時大変な問題発生
手足がつりはじめた。
しかも心拍数がバク上がり続ける
標高を見ると1600メートル
普段そんな標高でハードに動いた事無い人間が突然来て運動したら、酸欠でこの症状が出るようだ。
そもそもスキー場ゲレンデの上りで左ジャブを連打されて体力を奪われた状態で自分の最高標高を始めて超えた所できつい急登ロープ場岩登りをしたら酸欠で右ストレートを浴び続ける様なもの
とにかく水分補給をしながら休憩してると、ソロのお兄さんが登って来てしばらく話しをしてると何とか回復
お兄さんには先に行ってもらい私はぼちぼちと登る
次のピークに立つとまた右側にピークが見える
エグいアップダウン
ここまで来ると笑いしか出ないぐらい苦しい
標高慣れしてないとこんな感じか
もっともっと歩いて修行しないとあかん
3回の拷問急登偽ピーク次のピークの岩場を登りきるとついに大日ヶ岳山頂に到着
カッコよすぎる!
右側を見るとアルプスと御嶽山が見える
今までの登山でもっとも苦しく感動も大きい
先ほど登りで話してたお兄さんとまた遭遇して、白山と御嶽山を登った事があると聞いたので、色々教えてもらい、凄く勉強になった。
しかも私の見る限り私の様な初心者では無く、アルプスを制覇してそうな猛者ばかりに見える
そのぐらい自分のレベルが低く感じた。
そろそろ下山開始
山頂で1時間は休憩して名残り惜しいと言う感覚では無く、またあそこ下らないとあかん、と言う感覚で嫌になる
その時はこんなきつい山絶対に二度と来ないと思ってた…
その後奥様らしき人がロープを掴み登って来た。
挨拶後しばらくお話させてもらい
年齢が、なんと80代夫婦とわかる
私がビビりながらヒーヒー言って登ってた所を平気で登る老婦
けっこう衝撃の世界
ご主人がおにぎりをほうばりながらの楽しい会話
私が山頂は今日は人が多いと教えると、時間差で遅れて登りますとの事
私も御夫婦のような歳のとり方したいですと挨拶を交わし下山開始
下山コースは上りと少し違う登山ルート選び、今日はあまり人が登って来てない感じがしたが、ブナ林の気持ちいい下り
しばらく急下りを歩いてると、どっかでかいだ事あるヤバい匂いがする
登山道の横にデカい軽自動車ぐらいのかまくらみたいな山に穴が2箇所開いてる
その穴から100倍濃度のオヤジの汗と濃厚獣臭と糞尿の匂いが漂ってた。
たぶん
もちろんライトを当てて覗く勇気はない。
過去にかいだ事あるイノシシと鹿の匂いと違う
たぶんプーさん🐻やな
下ってすぐそこがスキー場ゲレンデの交差点
そこまで巨大な足跡が点々と続いてた。
かなり焦る
使う事は無いと思うが、匂いの続く下り道を熊スプレーを右手に持ちながら歩く
ゲレンデまでで最後に足跡を撮影してさっさと下る事にした。
最後にゲレンデを下るも、登りで苦戦した砂利道下りで苦戦
横に歩くも縦に歩くも滑る
下山しきるまでに3回は滑って手をつくぐらいコケかけた
今回私の登山経験値では標高慣れしてないのもあり、苦しい登山となって、二度とここには来たく無いナンバーワンになってしまった。
最終的に家に着いて写真を眺めてると…
何故かやっぱまた登りたいてなって来るんやね
いつかまた登るぞ!
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