ノストラダムスには「10月に携挙が起きる」と解釈できる記述がある。その3 | 浅利幸彦の預言解読講座

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預言書(主に聖書とノストラダムス)を解読して未来を明らかにしていきます。
未来において艱難が起きますが、その前に天使軍団(天使的未来人)による義人救出=携挙、が行われる、と預言されています。

ノストラダムスの「アンリ二世への手紙」の中にある「10月携挙説」と解釈できる記述を考察している。
今の時期でこれが一番重要なことだからだ。
もう既に10月になってしまっているので、もし、10月に携挙があるとしたら早めに一応の仕上げをしておかなければならない。
では、その部分の日本語訳もう一度挙げよう。


天地創造からイエス・キリストの死と受難の時までと、その時から今までに起こった中で最も暗い日食が先行するでしょう。
そして10月に何らかの大きな移転が行われ、その結果、人々はどっしりとした大地がその自然の動きを喪失し、永遠の闇に沈んだと思う事でしょう。
春分の時期にはその前触れが起こり、そして後には極度の変化、治世の交替などが続くでしょう。
B4とB5 50節と51節


http://www.geocities.jp/nostradamuszakkicho/epistre/epistre2.htm  




この中の
>そして10月に何らかの大きな移転が行われ、


の「移転」と訳されている語を「(義人が地球から脱出して天使の惑星へと)移転する。移住する」と連想して「携挙」を暗示しているのではないか?
と考えたのである。


移転と訳されている語は原典では translation トランスレーションである。
この語は日本語では、一般的に「移転、移動、翻訳、翻訳書、解釈、言い換え、置き換え」などと訳されている。

昨日も挙げたが、この記事を載せたら私の読者の方が、掲示板に

> 調べてみるとこの言葉には肉体を持ったままの昇天、携挙という意味があるようです。
なんと「grande translation」は大いなる携挙とも訳せてしまうようです????


と投稿してくれた。
「へえ~、そうなのか。translation に携挙という意味があるのならば、そのものズバリだ。
ノストラダムスは仄めかしたのではなく、『携挙は10月にある』とはっきりと知らせていたことになる。
そうだとしたらこれは大変なことだ。」
と思った。


10月携挙説により確信を持てるようになる。
それで確認しようとして昨日いろいろ調べたが、「translation に携挙という意味がある」、とは確認できなかった。

しかし、「移転~(別の惑星に)移住~携挙」と連想することはできるので、「translation を携挙と解釈してもいいのではないか?」
と考えて、それで済ませようか、とも思った。


そうしたら、昨日投稿してくれた 惑星衝突さんから返事がきた。
私が「もし、ソースが判れば教示していただきたい。」
と書いたので、律儀にもさっそく調べて知らせてくれたのである。


>投稿者: 惑星衝突 投稿日:2016年10月 5日(水)22時14分29秒
>9〈人を〉(肉体の死を経ずに)昇天させる.

http://dictionary.goo.ne.jp/ej/87859/meaning/m0u/



イエス様の再臨は二つあって、最初の再臨は空中再臨と言われています。イエス様が空中まで降りて来られる、空中携挙とも言われています。
 英語では「ラプチャー」(Rapture)、すばやく摘み上げるの意味です。
あるいは、英語では「トランスレーション」(Translation)、これは生きたままの昇天を意味します。
ハロリンゼイはラストトゥリップ(Last Trip)、最後の旅行とも呼びました。

http://www.geocities.jp/hecaress/He/Messages/SmSai.html




神学用語で、英語でもフランス語でも、トランスレートは死を経ずに昇天すること、携挙を意味します。


さっそく回答して下さり有難い。
感謝する。
私もネットで検索して調べたのだがこのページは見つけられなかった。

と思ったのだが、私は以前このページを見てブログに書いた、と思い出した。
その時は、名詞形の translation の


9 ((まれ)) 〔ローマ法〕 〔スコット法〕 財産の移転:特に遺贈される動産の受取人の変更や捺印証書を用いた債務の譲受人の移転.


http://dictionary.goo.ne.jp/ej/87861/meaning/m0u/





を取り上げて、「これは地球の財産が地球人から悪魔軍団へと移転される」
という意味だ、と受け取り、これが10月に行われる、と解釈した。
つまり、「春に前触れ(=携挙)があり、(夏から艱難が始まり)10月に悪魔軍団が地球の覇権を盗み取る」
と解釈したのである。

この時は、Translation~移転~義人の地球脱出~携挙、とまでは考えつかなかった。
それで、今回、惑星衝突さんが、動詞形の translate のページを調べてくれて、translation には「携挙の意味がある」、と判ったのである。

このページでは英語の Translate の意味が載っているが、


>translate は語源的には、ラテン語の trnsltus(trnsferre「移す」から派生してきた。


とあるので、フランス語でも同じ意味だと考えられる。
それで紹介していただいた

http://dictionary.goo.ne.jp/ej/87859/meaning/m0u/



には translate の他動詞として13、自動詞として5の意味が挙げられている。
translation は名詞だが、動詞形の translate の意味を名詞化して考えて差し支えないだろう。
惑星衝突さんはこれらの意味の中で


>9〈人を〉(肉体の死を経ずに)昇天させる.


を挙げて「携挙に結びつく」と教えてくれたのだ。

ただ、昇天というと普通はイエスの昇天、あのナザレのイエスが十字架刑で死んだ後復活し、40日間活動した後、弟子達の前で、迎えに来た雲に乗って天に帰っていったこと、
を指す。


しかし、私が考える携挙とは、「義人が、迎えに来た雲=天使のUFOに乗って、天=宇宙へと行く」のでイエスの昇天と全く同じ形態を取る。
だから、昇天=携挙と考えてよいだろう。


従って、translation~昇天~携挙、と訳してよい、と考えられる。


さて、このごろ、というかだいぶ前からオカルト、精神世界では「アセンション」という言葉を使う人が多い。
これは「次元上昇」などと訳されているが、アセンションには「(イエスの)昇天」、という意味がある。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%82%BB%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3



だが、アセンションという語を使う人のほとんどは「アセンション(昇天)=携挙」とは考えていない。
アセンションを「次元上昇」という漠然としたイメージで使っている人は、
「まもなく地球がアセンション(次元上昇)する。
その時、精神的に進化していて、合格した人は肉体を脱ぎ捨て(?)霊体となって(?)天国(?)に行ける。」
あるいは、
「アセンションの時、タイムラインが分かれ(?)、合格した人は解脱できるが(?)、合格できなかった人はまたやり直さなければならない(?)」
などと主張する人が多いように思われる。

私からすると???と疑問だらけで、ただの言葉遊び、イメージだけ、で「幻想、妄想に浸っているに過ぎない」、としか思えない。


実際の救済というのは、天使による携挙しかないのだから、それをしっかりと理解していないと救済されない。


しかし、今の段階でその実態を理解して準備できている人は数十人しかいない。
今回はもうほとんど固定されてしまって、これ以上はあまり増えそうにない。


このように、

「ノストラダムスのアンリ二世への手紙の中に出てくる translation という語が、携挙を意味している」

というはっきりとした証拠を提示できれば、「10月携挙説」に、より確実性を持てるようになる。
今日の解説により、昨日よりは確信できた、とは思うが、それでも、
「う~ん、いまいちだなあ。確信を持てる、とまではいかないのでは?」
と感じる人もいるだろう。

しかし、このページを調べているうちに、私は 「translation=携挙説」に対するもう一つの証拠、根拠があることに気がついた。

それは長くなるので明日。