天使は理解と覚悟が出来ている者しか引き取らない。  | 浅利幸彦の預言解読講座

浅利幸彦の預言解読講座

預言書(主に聖書とノストラダムス)を解読して未来を明らかにしていきます。
未来において艱難が起きますが、その前に天使軍団(天使的未来人)による義人救出=携挙、が行われる、と預言されています。

以前、このブログでも「携挙されるための条件」というものを書いたが、これについてもう少し違った方向から考えてみよう。
預言書を書いたのは天使軍団=天使的未来人の中の預言作成班というグループである。
それが全部で何人かいるのかは判らないが、あまり多くはないと思う。
なにしろ彼らは永遠の命を得ているのだから、少人数でも膨大な聖書やノストラダムスの原典を考えて書くことはできる。
まあ、趣味のサークル、クラブのようなものかもしれないが、天使軍団としては「できれば地球に復帰したい」
という目的を持っているのだから天使軍団全体から公認されて、使命を持ったプロジェクトを遂行しているのだ。


では、天使軍団からみて、彼らは「どういう者ならば携挙して引き取ってもいい」
と考えているのだろうか?
ということを考えてみよう。


まず、彼らの社会、生活、秩序を脅かさない者、害や迷惑を与えない者、そういう心配が無い者というのが最低条件である。
その上に、更に彼らにとって「役に立つ者、有益な者」という条件が考えられる。

携挙される者は「収穫物」に喩えられるが、まさに「役に立つ、有益だ」と判断したから引き取るのである。
しかし、地球人の側から考えるとこれは意外と難しい。

まず、天使軍団の世界、状況というのが我々地球人の生活空間とはかけ離れている。
だから、それを理解しなければならない。
と言っても、それらの詳細は預言書には書かれていないから我々には知りようが無い。
だから、想像するしかないのだが、それでも、ある程度は考えておかなければならない。


そして、「携挙されたい」と望む者にはそれなりの覚悟が必要である。

ただ、「艱難に遭いたくないから。助かりたいから」というだけでは不充分だ。
中には「今の生活が苦しくて辛いからこの生活から抜け出したい」
あるいは「この地球生活にも飽きたから他の世界に行きたい」
と思っている者や、更には、
「へえ、面白そうだな。向こうに行ったら永遠の命を得られて、遊んで贅沢な生活ができるんだろう。」
ととんでもない勘違いをしている者もいるかもしれない。
そういう「理解も不充分で覚悟もできていない者」を連れて行ったら後で苦労する。


天使軍団の社会では「誰もが遊んで贅沢な生活ができる」という訳ではないだろう。
社会を維持する為には労働、労働者が必要である。
悪魔軍団は地球を乗っ取って、地球人を労働者=奴隷にするからそれができるかもしれないが、天使軍団の本拠では奴隷がいないのだから、皆で労働を分担してやらなければならない。
天使は、地球人を労働者=奴隷として連れてくるのではなくて、仲間として受け入れるのである。


では、携挙された者は、天使の本拠の惑星に連れて行って貰えた後どうなるのだろうか?
まず、クローンで作った20歳くらいの新しくて若い健康な肉体に意識を移して「若返ること」ができると思う。
だから、今老人で老化や病気に悩んでいる人は全てそれから解放される。
気力も甦ってくるはずだ。


だが、それで直ぐに天使の惑星での生活ができる訳ではない。
なにしろ、我々は天使の世界、社会や制度、生活の実態については何も知らない。
だから、まず、それらについて勉強しなければならない。


天使はそれを見越して、学校、訓練所のような施設を用意しているはずだ。
そこで、各人が知識、性格、能力に応じてクラスに分別されて、そこで先生についていろいろ教えてもらって学ぶシステムになっていると思う。
住宅や生活に必要な道具一式も全て用意されているだろう。
その学校で、天使の社会の仕組み、制度をまさに一から学んでいかなければならない。
小学生と同じである。
イエスは、この覚悟ができている者を「子供」に喩えて、
「天国には子供のような者しか入れない」と言ったのだ。


ここで、これを事前に理解していて素直に受け入れられるかどうか?覚悟が出来ているだろうか?
が問題になる。

「アレッ?向こうに行ったら遊んで贅沢な暮らしができるんじゃなかったの?
そんな小学生から勉強し直すなんて面倒くさいよ。
それに、何で俺が労働しなければならない訳?
俺達はお客様じゃなかったの?
それに、あいつと何で待遇が違うの?
ああ、地球に戻りたい。
こんなことなら来るんじゃなかった」
なんて愚痴や不満を漏らすようでは困る。

天使は各人の性格や才能、技量に応じてクラス分けして、それに相応しい先生を配置してくれるだろう。
全てに配慮してくれているのだ。
それなのに、下らないことで文句を言ったり嫉妬するような者は困る。


それに、地球にいたら餓死するか悪魔軍団の奴隷にされているのだから、もう地球には戻れない。
これを理解していたら不平や不満を言うはずがない。
理解が不充分で勘違いして軽く考えているから不満が出るのだ。

これらを充分に理解していることは最低条件だ。

つまり、先生の言うことを全て「はい、有難うございます」と、何でも素直にきく生徒でなければ困る訳だ。
だから、全てに感謝して、謙虚、素直、従順、温厚な者でなければならない。

天使は「携挙希望者を全て引き取る訳ではない」
性格的、思考的、行動的にもこれらのシステムに素直に従う覚悟が出来ている者でなければ受け入れない。
天使が携挙希望者の中から選別するのだ。


暴力的な者、直ぐにヒステリーを起こして喚き散らす者、火病持ちの者、情緒が安定しない者、自分の感情、行動をコントロールできない者、秩序を乱す者などを連れて行く訳にはいかない。


天使は携挙するにあたって、各人の波動、思考的、性格的、行動的なものを充分にチェックするだろう。
そして、「この者ならば連れて行っても役に立つだろう、我々にとっても有益だろう」
と判断した者だけを携挙して連れて帰るのである。


となると、この敷居、ハードルは結構高いかもしれない。
天使からすると当然のことでも、地球人からすると「難しい、厳しい」と思われるかもしれない。
これに合格できる者というとやはり厳選された者になるだろう。

あなたが「妻や夫、子供、親などの家族や友人も一緒に携挙されたい」と考えていても、相手が本当にそこまで真剣に理解して対応できているかどうかは解らない。
あなたが「このブログをしっかり読んでよ」と言っても、
本心では「うるさいなあ」と思っているが反論すると面倒なので、
「ああ、解っているよ。読んだよ。一緒に行こう」
と適当に誤魔化しているかもしれない。


最後は各個人の問題で、その者が本当にこのハードルをクリアしていないと天使の惑星には行けないのである。