ロトのソドム脱出は携挙の予型だった その2 | 浅利幸彦の預言解読講座

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預言書(主に聖書とノストラダムス)を解読して未来を明らかにしていきます。
未来において艱難が起きますが、その前に天使軍団(天使的未来人)による義人救出=携挙、が行われる、と預言されています。

さて、先のソドム滅亡の話の中に、ちょっと気になる記述があるので、その説明をしておこう。


>19:12ふたりはロトに言った、「ほかにあなたの身内の者がここにおりますか。あなたのむこ、むすこ、娘およびこの町におるあなたの身内の者を、皆ここから連れ出しなさい。
19:13われわれがこの所を滅ぼそうとしているからです。人々の叫びが主の前に大きくなり、主はこの所を滅ぼすために、われわれをつかわされたのです」。
19:14そこでロトは出て行って、その娘たちをめとるむこたちに告げて言った、「立ってこの所から出なさい。主がこの町を滅ぼされます」。しかしそれはむこたちには戯むれごとに思えた。
(創世記)


特にこの


>19:14そこでロトは出て行って、その娘たちをめとるむこたちに告げて言った、「立ってこの所から出なさい。主がこの町を滅ぼされます」。しかしそれはむこたちには戯むれごとに思えた。


というところだ。

主から派遣された二人の御使いは、ロトに
「主がソドムを滅ぼすと決めたから、身内の者に教えて一緒に町から脱出しなさい」
と告げた。
ロトはそれを素直に信じて、言われた通りに身内の者達、娘達をめとる婿達にそれを知らせた。
ところが、それを聞いた婿達は「それを戯むれごと」だと思った。
つまり、それを冗談だと思って信じなかったのである。
そして、夜明けが近づいてきて、もう時間が無くなってきてしまった。


19:15夜が明けて、み使たちはロトを促して言った  「立って、ここにいるあなたの妻とふたりの娘とを連れ出しなさい。そうしなければ、あなたもこの町の不義のために滅ぼされるでしょう」。
19:16彼はためらっていたが、主は彼にあわれみを施されたので、かのふたりは彼の手と、その妻の手と、ふたりの娘の手を取って連れ出し、町の外に置いた。
(創世記)


二人の御使いは、主が夜明けにソドムの町を滅ぼすことを知っていた。
グズグズして町に残っていたら、ソドムの住人と共に滅ぼされてしまう。
ところが、ロトはためらっていた。
ロト自身は二人の御使いが言ったことを信じたようだが、娘婿も一緒に連れて行きたい、と考えて、「もう少し説得したい」と思ったのだろうか?
しかし、いよいよもう時間が無くなってきた。
もう一刻の猶予もない。
それで、


19:16彼はためらっていたが、主は彼にあわれみを施されたので、かのふたりは彼の手と、その妻の手と、ふたりの娘の手を取って連れ出し、町の外に置いた。


と書かれてある。


「主は彼にあわれみを施されたので」その二人の天使は、ロトとその妻と二人の娘の手を取って連れ出し、町から脱出させたのである。
ここで、このロトの救出が「主の憐れみによる、慈悲の心によるものだ」と明らかにされている。
心優しく、主に対して礼儀をわきまえている者を悪人と一緒に滅ぼしてしまうことは、あまりにも不憫だ、可哀想だと思ったのである。


ただし、ここには「二人の娘婿も一緒に連れ出した」とは書かれていない。
つまり、ロトの話を冗談だと思った娘婿達は町から脱出しないで町に残ったのである。


町に残ったのは娘婿の自分達の選択である。
その結果、娘婿達はソドムの住人と共に滅ぼされてしまった。


ここにも色々な意味がある。
娘婿達はロトが自分の娘の婿に選んだのだから、決して悪い人ではなかっただろう。
むしろ、良い人、善人だった、と思われる。


しかし、ロトの話「もう直ぐ主がこの町を滅ぼされるから急いで町から逃げなさい」という忠告を信じなかった。
戯れごと、冗談だと思った。


「まさか、そんなことある訳ないじゃないか。とても信じられないよ。
大丈夫だよ、この町が滅びるなんてこと無いから逃げる必要なんてないさ。
俺は町に残る」
と言ったのだろう。
これは、聖書学的には、
「真面目な話を聞き入れなかった人は破滅する」
とされているが、こう言っている信者の人もこの話の真意が解っているだろうか?

今の地球人、日本人のほとんど大部分の人達は、

「自分がこのロトの娘婿に喩えられている」
と解っているだろうか?


救済されるかどうか?の基準は、地球人の常識的観念から見て「良い人か、悪い人か」ではない。
そんなことは携挙されるかどうか?の判定には関係無い、ということだ。
地球人の常識から見て「良い人が救済されて、悪い人が救済されない」という訳ではない。

救済されるかどうか?=携挙されるかどうか?
の判定基準は、

「主から派遣された二人の御使いを接待するかどうか?
この二人を正当に扱うかどうか?
この二人の指示に従うかどうか?」
だけである。

とは言っても、勿論、性格が凶悪な者は携挙されない。
「こんな性悪な者を連れて帰ったら自分達の生活に悪影響が出るだろう」
と判断された者を天使が連れて帰る訳が無い。


この二人の御使いは主から全権(権能)を預託されて派遣されたのである。
それと、この二人の御使いは、主とテレパシーで繋がっている。
主と離れていても意思の疎通ができるようだ。


さて、私が、もし、何かの機会があって(例えばテレビの超常現象を扱う特別番組に出演したとして)
こういうことを言ったとしたら、人々はどういう反応をするだろうか?

私が「もう直ぐ、宇宙人、実は悪魔的未来人ですが、彼らの侵略が始まり、地球人は征服されて奴隷にされてしまいます」
と発言したらどうだろうか?
まず、どっと笑いが起きるだろう。
皆、これは、冗談か、何かのネタとして言っているのだろう、と思うだろう。
しかし、続けて私が、
「しかも、それは来年起きると思います」と言ったら、
これは、嘲笑、馬鹿にして笑う、というよりも今度は怒り出すか、猛烈に反発し、反撃してくるだろう。
更に、私が
「しかし、その前、3月から6月までに天使的未来人のUFOによる携挙=義人救出作戦が行われます」
としつこく続けて言ったら、嘲笑と罵声、非難の声が一斉に沸き起こるだろう。
私がそれにもめげずに預言の解説、聖書かノストラダムスの記述の説明をしたとしてもそれをまともに聞く人がいるだろうか?
否定派といわれる人達がギャアギャア騒ぎ出して妨害してくるだろう。

そして、テレビを見ている人達のほとんどはこう思うだろう。
「えっ、こいつは冗談で言っているんじゃないの?
こいつはそんなことをマジで考えているのか?
頭がおかしいんじゃないのか?
こいつは何様なんだ?
冗談じゃない。そんなこと起きる訳ないじゃん。
悪戯に悪い冗談を広めるのは止めてくれ。
子供達が本気で信じたらどう責任を取ってくれるんだ。
どうせこいつは、ただ、本を買わせる為に脅迫しているだけだろう。」


こう言う人がほとんどではないだろうか?
(これは事実、ずっと前に起きた現象だ)
私の話を真面目に受けて

「えっ、そうなの? この話は本当かもしれない。この人の話をもっと聞きたい。
この人はもっと詳しい事を知っているんじゃないの?
もっと詳しい情報を知りたい。
この人が書いた本はないの?
この人はネットにブログか何か持っていないのかな?
あったら読みたい。
この話が本当かどうか自分で判断したい」

と思ってさっそく検索して調べる人が何人いるだろうか?
1万人に一人いるかどうか?
いや、10万人に一人。100万人に一人いるかどうか?
ではないだろうか?


否定派の人達が一斉に喚きだし、収拾がつかなくなったところで、カンカンカンカンと鐘が鳴らされ「ハイ、そこまで、じゃあ次の話題に行きましょう」
と、この話は打ち切りになって、次の話題へと進んでいく。

そして、ほとんどの人は、次に話題が移ったら、もうこんな話が出たことは忘れてしまって、
「何か夢みたいな痛い話、馬鹿な話をしていた奴がいたなあ。
ドンビキしたぜ。

宇宙人が襲来してくるとか、天使のUFOが迎えに来るとか、そんなことがある訳ないじゃん。
どうせバラエティなんだし、ただのネタかヤラセだろう」
で終わりだろう。


まあ、結果がこうなるのは充分に予想できる。
いや、必ずこうなるだろう。


さあ、結果がこうなる、と解っているのにやるだろうか?
ほとんどサポートもない状態、孤立無援の中でやる必要があるだろうか?



さて、この娘婿が取り残されて滅ぼされてしまった、
という話にはもう一つの意味がある。
それは、


「あなたの身内、家族にこの話をしても、その人が信じてくれなければ、その家族を連れて一緒に逃げる、ということはできない。
理解できない人を無理やり連れていくことはできない」

というある意味切実な話だ。
だいたい、あなたが「今日、天使のUFOを呼ぶから一緒に来て」
と言ったところで、信じてない家族が一緒に行くだろうか?
たとえ、その者が仕方なくついて行ったとして、もし、迎のUFOが来たとしても、その者は一緒に乗るだろうか?
更に、そういう信じていない者をUFOが乗せるだろうか?


このブログや私の掲示板を読んで、私の説を理解して信じてくれている人にも、やがて切実に迫ってくる問題ではないだろうか?

あなたの家族が全部私の説を理解して
「一緒に逃げましょう」
と言ってくれているのなら問題は無いが、そういう人は稀なのではないか?
あなたは理解していたとしても、あなたの配偶者や親、子供などは理解してくれないのではないか?
と思う。

しかし、携挙のタイムリミットは刻々と迫ってきている。
携挙の予定期間はもともと決まっているものだ。
そのタイムリミットまでに理解して必要な手続きをした者しか携挙されない


ここまで書いたら、8月の17日のスレに、私が書いた記事が思い浮かんできた。


>ただし、従来の研究家の訳、

>三月、四月、五月、六月に、大なる引き裂きと切り取りあらん。

からでも、「これは携挙の預言だ」と言えなくもない。
携挙というのは、義人をそれ以外の一般大衆(愚者の群れ)からピックアップして引き離し、天使が引き取ることである。
ひとつの家族の中でも携挙される者と残される者(レフトビハインドされる者)とに引き裂かれることも有り得る。
だから「引き裂きと切り取り」と言えなくもない。


そう考えると、この訳からでも、
「3月から6月までに携挙がある」
ということを告知した詩である、と解釈できなくもない。


この中の


>ひとつの家族の中でも携挙される者と残される者(レフトビハインドされる者)とに引き裂かれることも有り得る。


という文だ。

あなたの家族の中にも、理解してくれない人はいると思う。
「破滅から助かる為には携挙されて逃げ出すしかない」という話を戯れごと、冗談だ、と思っている人がいるのではないだろうか?