コタキナバル②浦東空港乗り継ぎ | go abroad

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2018年西安旅ぶりの浦東国際空港。

その時は国際線降りたあと西安行きの全員が集められ、空港スタッフと一緒に謎ルートで国内線へ移動した。


ツアー会社作の国際線乗り継ぎの写真入り説明プリントを握りしめ、広く無機質な通路をひたすら歩いた。

途中トイレに寄った。20年前、驚きばかりの初めての浦東空港を思い出す。めちゃめちゃきれいになったもんだ。

ちゃんと流してある。

ちゃんとドア閉めてる。

さらにひたすら変化のない通路を歩いた。

不安になってきた頃、「国際線乗継こちら」の矢印がでてきた。矢印に沿ってエスカレーターを降り進んでいると、事前に調べていた空港Wi-Fiの端末(キオスク)があった。

早速使ってみることにした。
3種類のパスワード発行方法からパスポートで発行を選ぶ。
パスポートを置くとすぐにIDとパスワードが画面に出たので写真を撮った。
Free Wi-Fiのために身売りした気分だったが、スマホ無しで4時間以上の時間潰しはできる気がしない。さようなら私の個人情報inChina。

この直後に、広い場所に出た。
あんなに心配したのに、真正面の壁にデカデカと国際線乗り継ぎと書いてあった。
そこで出国審査?のようなものをうけた。
パスポートとチケットを出す。指紋採取の端末ではない小さいカメラがあるのをみて、指紋とらないのか、と思ったらそのカメラを見るように言われた。写真を撮った?よくわからなかった。
大きな矢印のほうへ進む。
ガラス張りの保安検査部屋があって、男子係員がペットボトルの入ったトレイの前に立っていた。
「カサ、ミズ カサ、ミズ」と繰り返し言った。
あ、「カサ」ネットでよんだやつ。折りたたみ持ってたら没収されるやつ。あれ、ペットボトルも?
セントレアで買ってほとんど飲んでいない麦茶と、機内でもらった新品の水を持っていた。
中国東方航空印の新品の水をみせて、「これもだめ?」と(日本語で)聞いたが、強い表情のみでダメを頂いたので、麦茶をその場でごくごくっと飲んで残りを差し出した。
さようなら私の飲み物たちinChina

ぶつぶつ文句を言いながら保安検査を通過し、よくわからないままずんずん進み、長〜いエスカレーターを登っていたら免税店やレストランが見えてきた。
やっと着いたのか。
モニター発見。ゲートを確認。
ありましたG138 コタキナバル行き!
念の為乗り場を一旦見に行くことにした。近そうで遠い。
中央の大きな吹き抜け部分以外店が全然ないことがわかった。
さて、お店見に行こう!時間足りるかな?
(写真は戻ってから撮った)
とワクワクしながら中央吹き抜けへ戻った。
あれ、
なんかレストラン全然開いてない。吹き抜けを回ってみるが似たような中国茶屋とタバコ屋と香水屋しかない。
やっと一件空いていたセルフのカフェのような小籠包屋?でフレッシュジュースと小籠包を頼むことにした。
若い男女のレジ店員に指差しで注文したら、女子が中国語で何かを何度も聞いてきた。何を言ってるかわからないしグーグル翻訳使えないし‥意思の疎通ができないままお金を払った。

席で待つと小籠包が届いた。
美味しい!美味しいけど5個で約1000円。そりゃ旨いやろ。
どれだけ待ってもフレッシュジュースが来なかった。さっきの男子店員にレシートを見せると、お店側のレシート控えを捨てた場所をゴソゴソあさって、私の控えをみつけ、黙ってフレッシュジュースを作り始めた。うそやろ。
のんびり2杯のフレッシュジュースを作るZ世代男子。終わるのを見計らって自分で取りに行った。無言で渡された。
‥中国の空港は係員も店員も絶対中国語でしか話さないので、何度かいろいろあった。英語は使ってはいけないルールがあるんか!?
西安の保安検査では日本語が話せる見知らぬ優しいチャイニーズ美人に助けられた。一生忘れません。


土産物屋で母がお菓子を買って、飲み物は買わずに乗り場に戻った。
Wi-Fiパスワードを入れてみた。
ふだん使ってないbeingアプリを入れてきてみたが、無事動いてくれてワード検索もできた。しかしページの表示できませんエラーがぼちぼち出るので使いづらい。
やはりgoogleが使えないと地図検索もできないし、ニュースみたりするくらいでやることがなくなった。個人情報差し出したのにな‥

イスについているコンセントはAタイプがそのまま使えた。せめてスマホを充電しますよ。

それまであまり見ていなかった中国の外の世界。曇ってるのか空が見えない。

日が暮れた頃、搭乗時間がきた。