読売新聞の連載コラムで、「オトナ婚の幸せ」というのがあります。
たまたま読んだのが別居婚をしている夫婦の話。
離れて暮らしてはいても、互いに関心を持ち合っていて、電話をすると話が尽きないのだとか。
「あー、こういう双方が大人の男女が結婚することを大人婚と呼ぶのか。」
私はそう、納得していました。
たまたま今日、ネットで意味を調べてみたら、ちょっと違っていましたね。
どうやら結婚適齢期を中心に、それより早いのを早婚と呼び、遅いのを大人婚と呼ぶのだそうです。
私などは、「そういうのは晩婚って言うんじゃないの?」と思っちゃいますけど。
「早婚と大人婚では、どっちがメリットが大きいですか?」という質問があるところを見ると、晩婚=大人婚なのでしょう。
まあそういう世間の解釈はさておき、私はやはり大人婚と言うのは、自立した人間的に大人の男女がする結婚だと思います。
50歳過ぎたら大人婚などというような、年齢で区切られるものではないと思います。
ただそういうと、判断が難しいかもしれませんね。
まあ別に、それぞれの基準で判断すれば良いのでしょうけど、私が考える基準は、以下のものです。
1.男女ともに仕事をしていて自分の生活費以上のものを稼いでいるか、いつでもそれができる能力を有していること。
2.それぞれ1人で打ち込める趣味とか仕事を持っていて、相手と常に行動を共にしなくても平気なこと。
3.相手に過剰な要求をせず、お互いに相手が相手らしく生きることを尊重できること。
こんなところでしょうか。
特に経済的な自立は重要です。女性が問題になるケースが多いでしょうけど。
経済的に依存している状態では、なかなか自分らしく生きられませんから。
相手の男性がよほど大人で、たとえ離婚しても女性が生活できるまでは、今までどおり給料の半分を支払うと決めているなら別ですけどね。
まあ仮にそうであっても、いつどうなるかわからないのですから、やはり自分で生活できるという能力を保持することが重要ですね。
互いに相手の自由を尊重し合う大人婚。素敵だと思いませんか?