H先輩とは、そのとき以来、時々会った。


先輩は別に 彼女とは別れてなかったけど、私とも会ってやることはやってた。

先輩のことを知ってる私の友人カップルと一緒にキャンプへ行ったこともあった。


H先輩の彼女は、私の後輩だったのだけど、ちょっと特殊な性格の持ち主で、

それに疲れきっていたようだ。


だから、私の地元にいる彼女に会いに来たはいいけど、ケンカして彼女の部屋を出て、

私と呼び出してお泊りをする…  そんなのがパターンだった。


私も自分の心の寂しさを埋めたかったので、先輩を利用した。

「一緒にいることで先輩の気が楽になるなら」といいながら、利用していたの。


冗談で「僕と結婚してよw」とか言われてたけど、

(冗談じゃなかったのかもしれないけど、冗談と受け止めてた)

H先輩は彼女と別れる感じもなかったしね。



H先輩のことは嫌いじゃなかった。

彼女がいなければ、彼女が自分の後輩じゃなければハマっていたかもしれない。

Oさんへの気持ちが本気になり、K君も彼女とめでたしめでたしになったのもあって、

K君への片思いは 自分の中で終わってた。


Oさんとは 相変わらず 普通よりちょっと仲がいい会社の先輩後輩ってな感じの付き合いで

それ以上に進展することもなかった。



そんなある日、大学の先輩や同期たちと東京で呑み会をする話が出てきて

お祭り騒ぎの好きな私は、参加したいと騒いでいたのね。


そしたら、普通に仲良しだったH先輩が、

「来るならうちに泊まったらいいよー。ちゃんと友達泊めれるように布団もあるからさー」

とさそってくれ、お言葉に甘えることにした。


H先輩は彼女いたし、今までも お互い男女としてみたことがなかったので、安心しきっていた。

私自身、自分が魅力ある女とは思っていなかったので、本気でなんとも思ってなかったの。


情報工の連中とは、呑みのあと、誰かの家で雑魚寝とかしても手出しされたことなんてなかったし

そういうのに慣れすぎてて 安心しきっちゃってたのね。

男女の友情も普通にあるって K君のことで思ってたし。



なんだけどねー。食べられちゃった(笑

ほんとうに不意をつかれたわぁ~^^;



でも、私自身、Oさんへのどうしようもない片思いを埋めたくて、H先輩にすがってしまった。

ここから 私の影の女生活が始まる。。。


会社にはいって、ある先輩と仲良くなった。私とは別の県、別の部署に勤めるOさん。

私の入社歓迎会でたまたま席が近くなり、意気投合して、そのまま2人で2次会にいった。


Oさんは、ほぼ初対面の私の話を楽しそうに聞いてくれた。

情報工出身の変わり者の女だけど、普通に接してくれた。大人な雰囲気にあこがれた。



K君に片思いしてたけど、K君忘れて新しい恋をしなきゃ!と意気込んでいたので、

Oさんの存在を友人達に話、1人はしゃいだ。



でも、現実は。Oさんの連絡先を知るわけでもなく、何もチャンスがないまま過ぎていく毎日。

Oさんが、私の部署の先輩あてにかけてくる電話を受けて、つなぐしかできない毎日。



Oさんからの電話を受けたくて、同期の女の子と電話を取るのをひそかに競ってたな…



入社して半年ぐらいが過ぎた頃、Oさんが本社(私は本社勤務)に出張してきた。

しかも、なんと。私がソフト開発をお手伝いするプロジェクトの客先接客担当だという。


願い続けたチャンスだった。一緒に仕事できるのがうれしかった。

仲良くなって、一緒にご飯にもいった。(まぁ 私の同期の子たちも一緒だったんだけど)

携帯番号も教えてもらった。



あるとき、Oさんが自宅(他県です)でネットゲームのオフ会を開くから、遊びにくるか?と誘われた。

徹夜で遊ぶだろうから、来るなら泊まりかもといわれた。

一度断ったのだけど、ものすごいチャンスなんじゃないかと思って、遊びに行くことにした。


最寄り駅まで迎えにきてもらい、初めて彼の自宅に行った。

全部で10人ぐらい集まってきたのかな?初めて会う人たちに挨拶をして、全員でやるゲームに混ぜてもらった。


夜も更けて みんなが帰っていき、私はOさんと2人になった。

男と女の関係になることを覚悟して行ったのだけど、まったく手出しをしてはもらえなかった。

悲しかったし、情けなかったし、恥ずかしかった。


魅力ないのかな?と落ち込みもした。


かなりの勇気を出して来たのにな~。見込みないなー。とひどく落ち込んだのを覚えてる。