#スピーカーの特性 | カーオーディオの神髄

カーオーディオの神髄

KKMオーディオファクトリー

スピーカーユニットは小口径から大口径まで様々で用途が全て違います。ウーハー/フルレンジ/ツィータなどと一応名称があります。しかし、その名称にとらわれ名称通りに使いたがる傾向が多いようです。ここでちょっと考えて頂きたいのが、それら個々のユニットが再生する周波数帯を理解しなければなりません。勿論ウーハーは低音再生に用いるのですが口径によって使い分けができます。13cm以下のウーハーで低域再生は困難な面もあるので使い方を変えても良いのです。スコーカとして使う方法もあります。再生周波数のピークが男性ボーカルの帯域をカバーできます。この13cmでも工夫さえすれば十分な低音も再生できますが、知識と技術が必要でしょう。全般的にフルレンジユニットは高音までカバーしていますが、カーに用いると各帯域のバランスをとるのがとても難しいです。使い方によってはウーハー同様スコーカにも転用できます。ツィータですが大まかにドーム/ホーン/リボン/コーン型と4種類ていどですが、ドーム関してはさらにソフトドーム/ハードドームに別れます。ソフト振動版が布なので比較的下から再生しますが広域がそれほど伸びません。ハードは金属ですから下は不十分ですが意外と上は伸びますが、しかしながらドームの特性上金属の打撃音は不十分です。

それぞれのユニットは再生周波数帯が違うのでこれらもきちんとチューニングの際使い分けしなければなりません。

車にオーディオをセッティングするにはユニットの取り付け位置により適切なユニットを選び音の繋がりを確認しながら選択しチューニングします。スピーカーユニットは使い方に良いって七変化するのでちゃんとスピーカーの理論を熟知してないと難しい作業になります。※スコーカ=ミッド