只今製作中のSPは、床置きではない設計です。写真のようなラックに収める仕様なので設計自体違います。正面と背面の位相が複雑になるのでラックも含めた「鳴り」での設計です。新築からの設置でラックは作り付けで当然専用設計です。SPを入れるスペースの床にあたる土台部分(床)はラック設計者にお願いして振動対策で30mmの重たい合板でつくってもらいました。SP収納部分の中に入れるのでエンクロージャーの位相は背面からダクトを通して行い、収納部との隙間も位相反転の通路として設計です。長年の経験からこの隙間が大きく低音再生に寄与するはずです。しかし、このSPは4wayではありますがウーハーは25cmなので重厚な低域は出せませんが、あえて無理して出すことはせずにレスポンスを重視します。それより低い低域は別な箇所に置いたスーパーウーハーに担当させ超低域をリンクさせます。設計通り再生できればド迫力の低音再生が可能でしょう。リビングが揺れるでしょう(;^ω^) 低音だけではなく中域帯域は3way構成で、天井のフルレンジも加わってきますので中から上までの帯域は相当なレベルで再生すると思います。
まだまだ全てのセッティングは先になりますが、できる限り途中経過をアップします。
SPが壁に近く反射音がどうなるか聞いてみないと分からないので全ての家具やソファーやカーテン・・・など生活基準ができてから最終的なチューニング作業をします。