経営を学んでいるだけなのか、経営に学ぶのか | 少数精鋭で堅実な経営

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ただ単に「経営を学ぶ」ということでは、大学院で経営学修士号を取るなどした場合等をいうでしょう。

しかし、これを「経営に学ぶ」と言い換えた場合は深い意味があります。

経営を通じて、何か別のことを学ぶ場合に「経営に学ぶ」というのではないでしょうか。

松下幸之助さんのように、経営から哲学が生まれる場合も生じます。

また、「経営に学ぶ」といった場合には、事件が起きた時の問題解決能力を学び取ることの方が多いともいえます。

キャッシュフローがマイナスになって、会社が潰れそうになることも、主要な取引先の倒産も一つの事件です。

副社長がいきなり辞任することもあるでしょう。

これらのトラブルに勇壮に立ち向かい、解決策を模索することが、

取締役として大変重要で、社内の同僚取締役や部下たちは、

あなたのことをじっと観ております。

あなたの働き具合を見守り、その器を評価します。

そういった意味で、取締役は自分の責務に覚悟をもって当たり、

問題解決能力を上げていくことで、

また会社も一段とその強靭さを増していくのです。