トップコートの耐侯性試験の為、アクリルウレタントップコートとアクリルシリコントップコートを塗装した物を、露天に設置計測していました。

しかも一番紫外線が当たる南向きに設置しました。


その結果、3カ月ごろからシリコンで塗装した物が黄色みが出てきて、4ヶ月目には明らかに黄色くなりました。

黄色変色の原因が銀鏡メッキかトップコート塗装なのかトップコートを剥離してみると、原因はトップコート塗装部分でした。

ウレタン塗装はまだ大丈夫のようですが、やはりシリコン塗装は耐侯性に弱いようです。

通常は紫外線劣化防止剤等の添加剤を添加するのですが、メッキとの付着力を高める為に添加剤が一切混入されていないそうです。

その為屋外での物には、自動車用のトップコートクリヤーを、上塗りした方が良いようです。


現在はその比較試験をしています。

剥離試験では問題なくクリヤーしました。

剥離試験での感覚では、明らかに塗膜硬度は硬く、耐摩耗性には適しています。

しかも、短時間で硬度が出てくるので固化時間の短縮にもなりますしね。

やはり屋外で使用され、飛散物も考えられる条件での自動車用トップコートクリヤーは、違いますね。

季節は秋から初冬へと変わりつつありますが、日本は南北にも長い為北の地方では既に冬景色の所もあるようです。

さて、気温が下がってくると銀鏡メッキ反応も遅くなってきます。

気温が10℃よりさがると特に大変です。

夏場の感覚で銀鏡剤を吹き付けていると、薬剤のかけ過ぎで反応不足による黄色変色や過反応で白ボケが発生してしまいます。

薬剤のかけ過ぎで反応不足っておかしなことを言っていますよね。

実はここが重要なんです。


これは冬場に限らずいつでも言えることなんですが、銀鏡剤がワークで全て完全反応をしている訳ではありません。

銀鏡反応後の余剰剤や反応不足銀イオン生成物が付着したまま次々と銀鏡剤を掛けていると、銀メッキに残存したままメッキ反応をしてしまいます。

すると、綺麗な銀鏡反応にならずに黄変色してしまいます。

気温の低い時の銀鏡反応は軽く銀鏡剤をかけて、反応が完了するまで少し待ちます。

そして、純水洗浄をしてからまた軽く銀鏡剤をかけて、反応が完了するまで少し待ち、すぐに純水洗浄をして反応を確認します。

最後の仕上げでは、反応過多による銀鏡ヤケを防止する為に薬剤散布後に素早く純水洗浄します。

気温の高い時は、早く銀鏡反応する為掛け過ぎが少ないですが、気温の低い時は銀鏡反応が遅い為に反応が起るまで掛け過ぎてしまいます。


要点は銀鏡剤をかけ過ぎないで、早め早めの純水洗浄をすることです。

銀鏡反応を確認して反応不足の箇所を重点的に薬剤をかけて、すぐに純水洗浄をしてまた確認しつつ銀鏡反応をさせるのです。

ただ、気温10℃以下での作業は、あまりお勧めしませんけどね。

昨日、メッキ作業の見学にみえたN貿易さま。

実際の銀鏡メッキ作業を見られて、大変驚かれていました。

御商売柄、自動車等を輸出されているので、輸出自動車パーツのメッキ化に関心があるようです。

確かに、以前にも外国の方が日本で輸出の仕事をされていて、自動車パーツを金メッキしたいと言っていました。

国によっては、金や銀色が大変好まれるところがあるようです。

見学後はいろいろと意見交換をしていると、次々にメッキパーツ化の案が浮上してきていました。

既存の車両にひと手間加えて販売すると、より付加価値が高くなり上手く商売に繋がる事もありますしね。

人がやっていない所に注目して実践するチャレンジ精神と先見性が大事なのかも。

成形樹脂PPSへの銀鏡メッキ塗装サンプル依頼がありました。

耐熱温度は70℃以上とのことで、加熱による反りやゆがみは心配ないようです。

初めての素材は、どうしても加熱乾燥時のトラブルが気になります。

メッキくんシステムで何もなく綺麗に銀鏡メッキ塗装が完了しました。


メッキ屋のブログ 『今日も一日がんばったか!?』

やれやれ・・・・ほ!

トラック関係の小型パーツを銀鏡メッキ塗装しました。

小型のパーツは、支持具作製から始めなくてはなりません。

しかもいろいろな形状や材質があるため、手間暇が掛ります。

平面的なものは支持具なしで良いのですが、立体的のものは組立最終形を考えて支持具を作製しなければなりません。

同じ物を継続的に塗装をするのなら支持具作製も構いませんが、単品物の時はかなり高額な工賃になりなす。

しかし、小物の場合は塗装手間より高額になり、なかなか全額上乗せは難しくなります。

次回の勉強代と割り切るしかありませんよね。


メッキ屋のブログ 『今日も一日がんばったか!?』
なんとか、支持具を作製してメッキ塗装開始です。得意げ


メッキ屋のブログ 『今日も一日がんばったか!?』


メッキ屋のブログ 『今日も一日がんばったか!?』
なんとか銀鏡メッキ塗装まで無事終えて一安心です。ほっ

バイクのマフラーカバーを銀鏡メッキ塗装しました。

既存の塗装を剥離してある部品が送られてきました。


メッキ屋のブログ 『今日も一日がんばったか!?』

少し既存塗装が残っていたり小さな傷がありましたが、全体的に綺麗でしたので特に下地処理することなくメッキ処理をしました。


メッキ屋のブログ 『今日も一日がんばったか!?』

撮影者が写り込むほど輝いていますね。きらきらきら~♪

銀鏡メッキ塗装をすることで、ワンランクアップしたような高級感が醸し出されていますね。高い

銀鏡メッキ塗装には、純水洗浄という工程があります。

純水洗浄をしっかりとして、余剰薬剤や反応酸化物等を洗い流さないと反応不足や白ボケ、黄変色等のトラブルが発生し易くなります。

その為、大量に純水を使用します。

メッキくんシステムでスーパーには純水器が標準装備されていますが、eタイプはオプションになっています。

しかし、eタイプを購入されたお客様の約90%は、純水器を購入されています。


今回、メッキ塗装中に純水器の濾過能力がオーバーになり不純物が混入した為にメッキ反応が上手く出来なくなりました。

純水器には水質計が付いていて使用する前には水質をチェックするのですが、大量に使用していると途中で濾過能力がオーバーになることもあるのです。

こんな時は濾過機能部の再生処理をして、使用します。


水質計で水質をチェックするのですが、純水器の中に純水を貯めたままにしていると、使用開始時に異常値を示すことがあります。

主な原因は、細菌等の繁殖が原因です。

特に井戸水の水源の時は、夏場等暖かい時に顕著に現れます。

長期間使用しないときは、純水器の中の純水を捨てることをお勧めします。

地元のお客様から謎の球体へのメッキ依頼がありました。

ただ、球体の全面メッキは支持具の関係で不可能な為、部分メッキをすることになりました。


メッキ屋のブログ 『今日も一日がんばったか!?』

いったいこれは何でしょうか。はてなマーク

ご存じな方はかなりの方でしょうね。

実はペタンクに使用する球(ボール)なんです。

ただ、ペタンクは地面に球を投げて目標球(ビュット)に相手より近づけることで得点を競うスポーツです。

トップコートに傷が付き易く、メッキにも悪影響が懸念されますが、それでも良いからメッキしてほしいとの事でメッキしました。

長所・短所を御理解していただきながら、お客様のご要望に応えていきます。

今回はトヨタのカローラフィルダーのフロントグリルを、銀鏡メッキして欲しいとの依頼品です。

メッシュ部分を取り外し、既存のフロントグリルの状態です。


メッキ屋のブログ 『今日も一日がんばったか!?』

この後、足付け脱脂洗浄後アンダーコート・メッキ・トップコートの各工程をしたのが下記です。


メッキ屋のブログ 『今日も一日がんばったか!?』

綺麗なメッキが輝いていますね。

お客様からも大変喜んでいただけました。

今週は、フロントグリルのメッキ依頼が多くありました。

また、ガンバルぞー・・・・アップ

お問合わせの中に、「既存のメッキ(クロムメッキ)に銀鏡メッキが出来ますか?」という問合せが多くあります。

今回の依頼品は、まさにそのお問合わせにピッタリの長野県のお客様からの依頼品です。

10年以上経過したフロントグリルのメッキが輝きがなくなり、部分的に剥離も発生しています。


メッキ屋のブログ 『今日も一日がんばったか!?』

最初に手作業で既存メッキの剥離をします。

これが大変です。 ブラスト剥離なら簡単なんですがね。

足付け、脱脂後にアンダーコート塗装をします。

カップガンを使用しますが、細部まで綺麗に塗装するのはかなり熟練が必要ですね。

何故なら、アンダーコートはなるべく薄くしかも塗装肌の無いツルンとした仕上げにしなければならないからです。

乾燥後銀鏡メッキをし乾燥後にトップコート塗装をし乾燥させれば、完成です。


メッキ屋のブログ 『今日も一日がんばったか!?』