今日は、生徒もほとんど出来上がり、2月はじめのテストを待つばかりになり、
お休みなのでついブログ三昧させていただいてます。
また過去動画から大好きで大好きでたまらない曲見つけました。
弾こうと思いましたが、やはり今日は指を少し休めます。
昔LangLangの演奏を聴いて凍りついたようになりました。
素敵な曲です。
ロマンスS.169 ホ短調は、
1848年にハンガリーの作曲家 フランツ リスト(1811 - 1886) がモスクワを訪れたときに書いた曲です。
原曲は「O、pourquoidonc(ああ何故そうなのか=直訳)」と呼ばれる歌曲でしたが、
リスト自身の手によってピアノ独奏曲になり、「ロマンス」と名付けられました。
ピアノの魔術師と言われ、ショパンと並び称されるリストですが、
「愛の夢第3番」「ラ・カンパネラ」の2曲は超有名でも、
それ以外は聴く機会が少ないと言えます。
ショパンと比べると圧倒的に有名曲が少ないのです。
それでも → ハンガリー狂詩曲 第2番、「パガニーニ大練習曲」より第6曲“主題と変奏” 、
メフィスト・ワルツ第1番(村の居酒屋の踊り)、
「3つの演奏会用練習曲」より“ため息” 、「巡礼の年」第3年より“エステ荘の噴水” 、
コンソレーション (慰め) 第3番などはコンサートのプログラムに組まれることが多いようです。
その意味で今回の「ロマンス」は、マイナーな曲です。
しかしとても美しい名曲です。
もっと演奏機会があっても良いと思います。
是非、今日からリストの名曲に「ロマンス」を加えて下さい。