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[ハレアカラの地図]


【ハレアカラ2日目】

朝日が出る前に目が覚めた。
4時位だった。
テントの外に出てみると、空にはこれでもかって位の星空が冷えた空氣の中に広がっていた。
月が沈んで星がより一層見えるようになっていた。
しばらく見入っていると流れ星が流れた。
すごく嬉しかった。
また、いい1日が始まった。
そして2度寝した。
5時半位にまた目を覚ました。
そして、日の出を拝んだ。
太陽の光がキャンプ場の反対側の山の後ろから幻想的に見えてきた。
どこか宇宙を感じた。




[2015/3/28のホウラからの宇宙的な日の出]


ちなみに前日に仲良くなったハワイアンの2人のテントはなくなっていた。
2人はサンライズを頂上で見ると言っていたので、3時頃出発すると言っていた。
彼女達ががいい日の出を無事に拝めたことを想った。

そして太陽の陽がしっかりさして、暖かくなった頃に朝食を食べた。
朝食に前日の余ったご飯とモヤシの細いヤツ、ベイクドビーンズをとった。
ヘルシーだった。
味は悪くなかった。
清々しい朝だった。
水がめちゃくちゃうまく感じた。
それからテントをたたみ若干ゆっくり目に行動した。



[まとめた荷物とホウラのキャビン]


それから次の目的地を目指した。
パリク(Paliku)というホルアから約10Km東南東に位置する地点だ。
途中までは前日まで来た道を歩いた。
反対側からみる景色もまた違った雰囲氣に感じて、とても楽しく歩けた。
やっぱり違う惑星にいる感じがした。
行ったことはないが、火星みたいだなって勝手に思っていた。








[火星みたいな景色]


パリクへ行く途中にも2~3組のグループと挨拶をかわした。
朝の挨拶は氣持ちいい。
そして、パリク地点に近づくに連れて景色も雰囲氣も変わってきた。
鳥の鳴き声も違う事に氣がついた。
火星みたいな景色から、黒い火山の岩のゴツゴツしたところに緑が見えてくる景色になってきた。
途中ゆっくりと水を飲みながらその景色に見とれていた。

なんだかんだ歩いていたら、地面が濡れているのに氣がついた。
そして目の前から、徐々に雲が近づいてくるのが見えた。
しかも雲は自分と同じ位の高さにある。
さすが高い山!!!



[近づく雲]


そう思っていたのもつかの間、パリク地点に到着しようとするころには雨が降ってきていた。
それでもとりあえずパリクを目指した。

パリクに到着すると4名のキャビンの宿泊者がいた。
到着寸前に何故だか、僕は右手でピースをして遠くから挨拶をした。
小雨の中キャビンの前のテーブルで、そこに行くまでの状況をお互いに話した。
そしたら空から太陽が顔を出し始めた。
パリクはとてもピースフルな雰囲氣を持っている場所だった。
あの雰囲氣も人をひきつける氣がする。
4人の宿泊者はオアフ島から家族で来ていた人達だった。
娘さんの1人が以前に仙台で働いていたこともあり話しが弾んだ。
Ashleyという素敵な名前の優しい雰囲氣の娘だった。
親父さんのJoshもあったかくてどしっとした人だった。
ちなみに余談だが、ここハレアカラのキャビンを予約するのは6ヶ月前にしなければ取れないらしい。
Josh達が言っていたのだ。
それだけ人氣がある場所らしい。

話しはそれたが、パリクの近くの木にもウグイスみたいな小さな鳥や色鮮やかな赤い小鳥が、木の花の蜜を吸いに来ていた。
可愛いかった。
そしてお昼に蜂蜜サンドイッチを食べようと思ったら、Ashleyが僕とJoshにインスタントのラーメンを持ってきてくれた。
そのタイミングでまた雨が降ってきた。
雨の中、できたての熱々のラーメンをJoshと食べた。
濡れても何でもうまかった。




[雨のパリク]


そして僕は頂上方面に歩くことにした。
今度の雨はやみそうになかったからだ。
それに標高の高いところを目指せば雨のチャンスが減るからだ。
濡れるキャンプは僕はあんまり好きではない。
そこから約5.3Km西にある、また別のキャビンのあるカパラオラ(Kapalaoa)方面を目指した。
ちなみにハレアカラにはキャンプ場がホウラとパリクと頂上から北に下ったところにあるホスマーグローブ(Hosmer Grove)の3つの地点にしかない。
どうするかわからないまま先を進めた。
それでもやっぱり雨は嫌だった。

1時間程歩いたところで雨がやんで太陽が顔を出し始めた。
太陽は元氣をくれる。
嬉しかった。
マウイ島全体でも東側は比較的雨が多い地点なのだ。
パリクもその場所の近くにあり、更に標高も山全体を見ても比較的に他より低い、そのために雨が多いのだ。
だから緑が多い景色なのだ。
とりあえずまた景色を楽しみながら、一歩一歩前にゆっくりと足を進めた。
足がプルプルいってきていた。




[カパラオラまでの景色]


何とかカパラオラまでやっとの思いで到着した。
カパラオラのキャビンは中年層のハイカーで盛り上がっていて活氣があった。
1人の女性がキャビンから出てきて挨拶を交わした。
派手なTシャツを着ていてあんなんも意外とオシャレでいいなと山とは全然関係のないことを思った。
アロハ~と一言。
ハワイな感じでカパラオラを後にした。



[カパラオラのキャビン]


道は平坦で歩きやすかったが、それでも疲れたら立ち止まって、疲れたら立ち止まってを繰り返した。
赤い石でできた丘を登って景色に見いったりもしていた。
まわりには人がいなかった。
火星に1人で生きなきゃならなかったらどうするんだろう?とSF映画みたいなことを考えて水を飲んでぼーっとしていた。
そしてまた歩いては、立ち止まって、また歩いては、立ち止まってを繰り返していた。





[カパラオラからスライディングサンズ手前の景色]


そして腹をくくった。
違反だがその辺にキャンプをすることに決めた。
もう歩きたくなかったのだ。
無茶はしたくなかった。
久々の山歩きで、足が棒だった。
それにせっかくだからサンライズも見てみたいと思った。
結局重いバックパックと共に約18Km歩いた日だった。
頂上までの登りの道を残した手前のところで歩くのをやめた。
日が暮れるのを火星の上に1人で座って見ている氣分だった。
贅沢だった。
そうこうしていたら昨日と同様にウアウバードが得意の鳴き声を惑星に鳴り響かせてきた。
夕飯を食べテントを張り、日が暮れてからすぐの19時位に眠りについた。
次の日の朝3時位に起きて、暗い内に歩いて頂上に行く作戦を決行することにした。
前日のように半月と星が空には輝いていた。
相変わらず美しかった。



[日が暮れる前に影で遊ぶ]


[火星みたいな景色]


[日が暮れる瞬間]


[僕のテント]


【ハレアカラ3日目】

予定通りに朝の3時に目を覚まし、水と蜂蜜サンドイッチを少しだけ採った。
まだ辺りは暗く、冷えきっていた。
空には一面にキラキラと無数の星達が輝いていた。
天の川も見えていた。
水の量が多めの天の川だ。
そんな中ヘッドライトの光りをあてにテントをたたんだ。
そして荷物をまとめザクザク歩き始めた。
残りは約6.3Kmだけだった。
見えにくい道をライトの光りを頼りに前へすすめた。
時には急、時には緩やかな登り坂がほとんどだった。
途中途中に星を見ながら、汗を拭いては立ち止まってと、鼻をかんでは立ち止まってと、ゆっくりゆっくり、一歩一歩、確実にハレアカラを歩き始めた。
石や岩がゴツゴツしていて、時折足を滑らせかけたこともあった。
初日に下ってきたスライディングサンズを登ったのだった。

歩き始めてから2時間位経ってからだろうか。
東の空がうっすらと明るくなってきている氣がしていた。
それでもまだ頂上は若干先だった。
ザクザク音を発ててまた足を動かした。

はっきりと明るくなってきてから道の途中で座った。
頂上はもうほぼすぐそこだった。
その状況を1人で味わった。
日が出るまで雲だらけの地平線をじぃ~っと見つめた。
神秘的な空氣感を感じた。
辺りは静まり返っていた。
雲から光の先端が徐々に徐々に、自分も含めて全てを照らし始めた。
素晴らしい。
太陽が完全に顔を出すまでじぃ~~~っと見入っていた。
時間が止まったかのような感覚だった。









[2015/3/29 ハレアカラ頂上からの日の出]


太陽が完全に出てから、ピッカーと輝く太陽を背に残りのほんの少しの頂上までの道をしっかりと、しっかりと歩いた。
陽の光りで外氣が暖かくなってきていた。

頂上にゴールする前に日の出を見に来ていた4人の家族連れと挨拶をかわした。
僕のゴールを勝手ながら祝福しているように感じた。
実際そんな感じで話してくれた。
お互いににこやかに活氣あるお別れををした。

そして3日目の早朝。
ハレアカラの頂上にまた戻ってきた。
最高の時間をハレアカラで過ごすことができた。
心から嬉しかった。
そして、心からの達成感も得ていた。

頂上に着いてから、若い男性2人と話しをした。
僕のだいぶ前を歩いていたらしい。
ヘッドライトの光りが見えていたのだ。
僕は2人の存在に全然氣づいてはいなかった。
それでも同じ境遇を共にした仲間ということもあり、すぐにうち解けた。
StephenとMikeだ。
ナイスガイ達だ。
ちなみにその2人に頼んでゴールした記念の写真を撮ってもらった。
めちゃくちゃ嬉しくて心で何度「ヨッシャー!!!」と唱えたかわからないくらいだった。
実際写真を撮ってもらう時にそう叫んでいた氣がする。



[ゴール!!!]


そして2人に下山を共にさせてもらい、無事に僕のハレアカラの旅は幕を閉じた。
ちなみにその2人はハワイのNAVYで潜水艦に乗っている人達だった。
山の話し、マウイ島の話しで盛り上がり、帰りの景色を味わいながら、楽しい帰り道を過ごした。
みんなハレアカラに興奮していた。



[クルマに荷物をのせて]


[stephenとMikeと僕]


[駐車場から]





[クルマの中から]


おもいきり雄大な自然の中の空氣感を味わうと、僕の場合ナチュラルに高揚感を味わうことができる。
また、そんな自然に触れるといつも何か大きなものを得た氣がする。
自然ってやっぱりすごい。
太陽が出るとき、太陽が沈むとき、あの瞬間いつも時間が止まった氣がする。
虫の音、鳥の鳴き声が止む氣がする。
雰囲氣もそうだ。
そんな瞬間に神秘的な何かを感じる。
僕はあの時間が止まったような感覚が大好きだ。
それだけではない。
他にもいろいろだ。
自然は偉大で大きい。
時には生き物にとって恐ろしいこともある。
だからこそ自然への敬意を大切に。
人間も自然の一部だ。
だからできる範囲でいい。
氣持ちだけでもいい。
自然のことも自分を含めて想って生きていたい。
大自然を味わうといつも心にそう思う自分がいる。

何より今回最高の時間を過ごせた。
人にも自然にも全部に素直に感謝できる自分がいる。
本当にいい旅ができた。