北海道の春。
オレ素直に春好きだなー。
最近、フツフツとそう思う。
何てったって緑がすごい。
むちゃくちゃ緑。
新緑がたまらない。
緑、緑、緑。



[緑]
その勢いにオレの心も浮かれる。
キツネだってのほほんだ。

[キツネ]
オレは農業をしながら最近過ごしている。
ちなみに北海道の農業はでかい。
でかいフィールドでのその仕事は体力いっぱい使うが気持ちいい。
晴れた日なんて最高。
山、白樺の林、キツツキの音、ウグイスの鳴き声。

[畑]
そこで最近のオレのハマりは断然に山菜。
一緒に畑で働いているおじさんが山歩きが好きで、よくみんなに山菜をくれるのだ。
オレはまだ山には山菜をこっちで取りに行ったことはない。
でもいっぱいもらえるのだ。
嬉しい。
たらの芽、行者ニンニク、山わさび、あずき菜、ウドなどだ。


[春の幸]
それにオレはこっちに来て始めて食べた山菜はヤチブキだ。
職場の女性にとってきたヤチブキをもらったのだ。
ヤチブキとは………
エゾノリュウキンカ(蝦夷立金花、学名Caltha palustris var. barthei)は、キンポウゲ科の多年草。リュウキンカの変種である。
リュウキンカより大型。本州北部、北海道、樺太、千島、朝鮮北部、ウスリーに分布する。
春、小川沿いなどの水辺や湿地に咲く。黄色い花が良く目立つ。
食用で、おひたしなどで食べられる。葉の形がフキに似るので「ヤチブキ」とも呼ばれる。「ウフトウリ」とも呼ばれラタシケプの材料にもされた。
(ウィキペディアより)
それでこの前にふと今住んでいる家の近所の川を見ながらコーヒーを飲んでいたら、その河原にヤチブキがいっぱい生えているのを発見。
早速ヤチブキをとりに行った。
晴れていて、小川の水がジャバジャバ心地よく流れているそばにざっくり生えているヤチブキ。
黄色い花がきれい。

[ヤチブキの花]
農家の人によると、まだ花が咲いていないつぼみの時の葉っぱの方が美味しいらしい。
ちなみにヤチブキは茎から葉っぱにかけて食べる。
オレはちょうどいいのを摘んで家にもって帰ってきた。

それを洗ってから鍋で火を沸かしたお湯に塩をいれ、そこにヤチブキを入れてアク抜きをした。

鍋のお湯が緑色になる。
アクが出ているんだと思う。
それから湯がいたヤチブキを水に入れて半日から一日ほどアク抜きをした。
その間しばらく水につけたのち二度ほど水を取り替えた。

それから水を絞って、ヤチブキのおひたしの完成。

春の味。
うまい。
味は若干フキのような独特の風味があってあっさりしている。
こっちの人達はホウレン草のように使ったりもする。
山の幸を食べて喜ぶ。
旬を味わう。
贅沢だなー。



[春爛漫]