久しぶりの更新です。親業パパ、ジョニーです。


5月の連休、いかがお過ごしでしたか?僕はとくに遠出することもなく、がっつりと家族と一緒に過ごしました。とってもありがたい、大切で幸せな時間・・・・。と実感することもしばしばでしたが、やっぱりずっと子ども達のペースを第一にして生活しているせいか、やや鬱憤もたまっていたのも正直なところでした。


連休中1日だけ、奥さんの許しを得て友達の家に食事に行く機会があったのですが、これが楽しくて。帰ってきたら自分が精神的にすっごく安定しているのがわかりました。やっぱり大切ですね。気分転換。親自身が、自分が楽しいと思うことを、やるのも大事だなと身にしみました。


親自身が発してる空気は子どもに伝染します。僕が気晴らしして安定して帰った夜は、子ども達にイライラすることもなく、また子ども達も楽しそうで、とても平和な晩御飯でした。(少なくとも僕にはそう映りました。)


自分の鬱憤が溜まっているとき、親業実践してるつもりが、なかなかうまくいきませんでした。。。。それは僕が適切なやり方を忘れ、衝動に駆られて子どもを怒鳴ってしまうからです。なんかスランプかな~と思って、親業の本やテキストを読み直して、全く基本を忘れてたことに気づきました。このブログにこれまで紹介してきたようなやりかた自体を僕自身がほとんど忘れてたようでした。そして、なんでうまくいかなかったのかにも気づきました。


子どもの行動に親が問題を持つとき、「やり方は3つある」と親業では説明します。


1.子どもを変える
2.環境を変える
3.自分を変える


この3つです。3.自分を変える は親自身が自分の内面や価値観を見つめ直すという意味合いが主だと思いますが、「すぐにイライラしてしまう自分の状態を改善する」という面にもあてはまりそう。「わたしメッセージ」で1.子どもを変える ためには、自分自身がキレイな状態でいることも必要だと思います。


経験上、「わたしメッセージ」で親の困った状況を伝えても、子どもから反発が帰ってくることはよくあります。「わたしメッセージ」は相手を責めるのではなく、自分自身がどう困っているか、それについてどんな感情を持つかを伝えるものですから、直接的に相手のことに言及する「あなたメッセージ」に比べてよっぽど効果的です。それでも、「でもさあ、だってさあ・・・<親に対する不満>・・・じゃん!!」みたいな子供からの返事はよくあります。


さあ、こんなとき自分が淀んだ状態でいると(つまり自分にあまり余裕がないとき)、この<親に対する不満>に反応して親業を忘れてキーっとなってしまうんですね。ここで、気持ちを整えて、「能動的な聞き方」ができるかどうかがキー(うまい!)になります。


ここが、僕が失敗してたポイントなんですね。わたしメッセージに対する反発に反応して、途中から親業じゃなくなってたんですね。前述の子どもの返事に対して、「だってじゃないでしょ。だって・・・だから・・・で、だから~なんでしょうが!!コラ!!」と怒鳴って、さらに子どもの反発を買い、自分も疲弊し・・・・。




もう1つ大事なことを忘れていました。「対立」に対する姿勢です。いろんな子育てがあってよいと思いますが、僕はやはり"大人の力"でなんでも子どもに言うことを聞かせるようなことはできるだけしたくない。子供の気持ちを聴く耳を持っていたいし、できるだけ理解してやりたい。


(※状況によっては仕方ないときももちろんあります、それを割り切れないと親自身もツライですからね。どう考えても悪いことした時にはちゃんと叱りつけることこそ愛情だと思います。)


「対立」は人間関係の基本です。社会に出ると、色々な人と出会う中で、いろいろな「対立」があります。「対立」を恐れず、相手の意見も自分の意見も尊重して解決策を導き出せる人間になってほしい。


そう考えると「対立」の解消法として、「勝負なし法」は理想的なやり方だと思います。親とのコミュニケーションの中で、この「対立」への対処の仕方を親子一緒に学びたい。子供と意見の対立があるときは、イライラしたり怒鳴りつけたりしないで、「素晴らしい教育のチャンスだ!」と捉え直してみよう!そんな風に思ったのでした。


気分転換した後のリフレッシュした頭で。


要するに全ての気づきは、気分転換の後にやってきましたから。今回、最も大事なのは「気分転換」ということお話でした。