今日は会社で若手中心の勉強会があり、社外から招かれた講師の方のお話を聴く機会がありました。








最初あまり乗り気でなかったのですが、意外に面白くて眠らずに済みました(笑)







印象に残った話として、「老舗はなぜ生き残ったか?」というテーマがありました。これはつまり、時代の変化により大半の店が廃れたり潰れたりする中、なぜ老舗だけが色褪せず輝き続けるのか?という話。







「老舗」と言うと、「〇〇一筋、30年。」とか「守り続けた、変わらぬ味。」とか、そんなイメージがありますが、実は答えは逆。その秘訣は「革新に次ぐ革新」であるということ。






時代や環境の変化に合わせて、悩みながら、軌道修正を繰り返しながら進化してきたということ。






なるほどなぁ~と思いました。この話を聞いて僕が思ったことは、どんなことについても「完璧なんて目指さなくていい」ということです。







その時点で「完璧」であることに、たいした価値はない。だってそれはこの先の状況や環境や時代によって変化するから。







大切なのは、「進化・改善をし続ける姿勢」。老舗が変わらずに守ってきたことこそ、これであるともいえます。







それから、こんなことも考えました。






何か新しい事を始めようとしているとき、「完璧な準備」をしている必要なんてない。






自分より年下の後輩と話してるとよく、「もっと一人前になってからじゃないと結婚はまだ…」とか、「今の自分じゃ子供育てるなんてとても…」という声を聞いたりします。






僕自身、独身の頃はそんなふうに感じてましたが、あるとき既婚者の先輩から「完璧に準備が整うことなんて、永遠にないよ。」と言われたことを思い出します。






つまり、「完璧な状態」になんてなる必要はなく、いつだって改善・行動あるのみなんだから、「完璧な準備」なんかにこだわらず、さっさと始めようぜってことが言いたいんです。







これを書いてる自分自身にね(笑)。