もう40年にもなる

 

 

 

 

 

 

 

物心ついた頃からずっと暮らした町

私が育った町

 

 

 

 

 

 

 

 

私達兄弟はそれぞれ旅立ち、

その後 父が亡くなり、

そして一人残された母は、

 

まもなく 他の町へ引っ越してしまった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この町の市立小学校、中学校

9年間お互いにずっと同じ学校に通っていたのに、

 

 

 

 

 

大学で初めて、偶然同じクラスになり、

それから親友になった地元の大切な友

 

 

その、89歳になるお母さんが、

原発不明がんステージ4

 

 

 

 

 

そんな理由で友人の家を訪問する事になったので、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

わざと約束の時間より1時間早く家を出て、

 

 

 

私は一人、その懐かしい町を訪ね、

懐かしいあの日々に会いに行った

 

 

 

 

 

 

 

 

 

駅に降り立ち、見た景色は、

以前とは全く違っていた

 

 

無機質な高架駅に変わっていた

 

 

 

 

 

 

 

あんなに賑やかだった商店街の大通りは、

 

 

実際にはなんと小さな道で、

なんと寂しく廃れてしまったことか

 

 

 

 

 

 

かなり急な勾配だったはずなのに、

 

こんなに緩やかで短い坂道だとは

 

 

 

 

 

 

 

 

あんなに遠かった 駅から自宅、小学校、いつもの公園、友人の家、中学校、そしてまた駅へ続く道

 

 

 

大人の足で、

この町を一周するのに かかった時間は

たったの30分ぽっち

 

そんな小さな町だったんだ

 

 

 

 

 

 

 

いつかは絶対に訪ねたいと、

ずっと思い続けてきたけど

 

何かと理由を付けては

(次回こそは必ず) と、

 

いつも後回しにしてしまい

なかなか叶わずにいた

 

 

それがずっと心残りだった

 

 

 

 

 

 

 

恐らくこれが最後になるだろうけど、

この目でもう一度確かめたいとずっと思っていた

 

 

 

 

 

今日、

あの日々に会いに行けて、

本当に良かった

 

 

 

 

 

 

 

変わらない友人の笑顔にも

会えて良かった

 

 

 

 

 

 

 

誰しもがきっと

ずっとは同じ場所で暮らし続けていないですよね

 

 

 

 

懐かしいあの町、思い出のあの日に

一度会いに行ってみては

いかがですか

 


 

 

 

 

 

ではでは~ラブラブ

 

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