7.地球深部掘削による地熱:(DkE)の利用と核に(DkM)存在の確認。 p8。
地球が形成されて45億年?(太陽が赤色巨星化して第2次超新星爆発で周囲の星雲と、飛散した(DkM)を中心に形成されたとすれば15億年ほど前?) 現在の地球の内核(中心から1300㎞)に重力を有する超高密度(1千億超kg/立方㎝)の暗黒物質(DkM)が存在して、地球に重力をもたらし、(DkM)は表層から相転移して生じる巨大な暗黒エネルギー(DkM)=核エネルギー、放射性、電磁気力を発生し、同時に各種放射性同位原子を生成して、その高熱は地球の地殻を変形した。今も地震や火山噴火を生じるエネルギーは核の(DkM)の相転移した(DkE)と考えられる。火山,地震帯である日本の地熱発電量はアメリカ,インドネシアに次いで3位で、技術開発も遅れている由。
近年、日本で出航した深海探査船「ちきゅう」は海底下7㎞まで掘削可能で、プレート
からマントルまで達すると報道され、日本海溝のプレートの探査を期待していた。しかし
実際は水深2500m以下で、高温域300℃までの掘削では地球深部探索とは言えない。
地球の核で新生された各種放射性同位原子は高熱高圧の環境で何億年か経過して、放射
性の寿命も終了し、地殻に現存する元素は酸素,Si,Al,Fe,Ca,Mg,Naの順で多く、化合物と
して珪石、鉄鉱石、酸化アルミ、石灰石などが多い。一方、地下の高圧、高熱の環境条件
に因っては、各種元素の単体の結晶である金、銀、ダイア、炭素などが晶出、化石燃料と
思われていた石炭は炭素の結晶として鉱脈が形成され、水素と炭素からメタン、プロパン
等の炭化水素:天然ガスと、それらの重合体である重油、石油が生成されたとしても不思
議ではない。前世紀から鉱物の人工合成は温度と圧力を厳密に制御してダイアや宝石を始
め、セラミック、半導体、超電導物質などの開発が行われている。地球の核にある(DkM)
の相転移で生成される放射性同位原子は高温高圧の条件を厳密に制御することによって、
要望する元素とその化合物が得られる可能性が考えられる。
「地球内核に重力を有する(DkM)が存在し、その相転移で(DkE)が発生し、放射性原子
が残留する事。」を実証するために、①。重力の掘削深度による増加率の測定を行い、地表
の重力加速度(g)9.8m/秒は深度6000㎞で30万㎞/秒に達する予測が得られること。
『注;地球内部の重力(g)と圧力(p)の変化。図4。1992年Stacy,F.D.の論文では地球中心
の重力加速度gは0:ゼロで無くなり(万有引力?)。圧力は約400GPaとされている。』
②.地球内核の(DkM)の相転移で生成された証拠となる、各種放射性同位原子を深部掘削
して採取された試料から検出すること。放射性元素の放射性半減期は各種元素毎に寿命が
ある。地球形成から45億年~15億年経過したとすれば、寿命が億年単位の放射性ウラン
やラジウムなど、地球の一部の地殻から産出されることも不思議であるが、さらに寿命の
短い放射性元素が深部掘削試料から検出されることを確認すること。
地球深部掘削プロジェクトは大出力の地熱発電所数箇所を建設し、火力発電に変わって
成功することが優先される、何処の地域を大規模に掘削するかの選定から始まる地球深部
掘削事業は一企業では不可能、国家の重要開発事業として高額な科学研究費が必要になる。世界の各種科学技術分野の英知と、高温、高圧、高重力に耐える新たな機械設備、技術
開発が必須である地球深部掘削事業の大出力地熱発電の成果は、地下深くの重力測定、放
射性元素の検出に連動して、地球内部、太陽、銀河、宇宙の正体不明の(DkM)と相転移に
よる(DkE)の実存を解明して、理論物理を改訂すると共に地球上の生物の生活環境を改善
する、人類の未来に役立つ重要な科学研究である! p8.