車輪の軸になる部分、ここに1輪分の負担が掛かっていると考えると
良く何万キロも持つものだ、と関心します。
不具合としては、走行中の異音(ゴーとかゴロゴロとか言う感じの音が多いです)
ハンドルに振動がくる場合もありますし真っ直ぐ走らないなんて事もあります。
点検方法はタイヤを浮かせて上下、左右に振ってみてガタがあるかどうか?
(上記の点検方法が一般的ですが、この方法では判らないハブの不具合もあります。)
これだけだと、本当にガタの原因がハブなのか判らないです。
もしかするとアームのガタかもしれませんし、ボールジョイントやタイロッドのガタかもしれません。
そんな時はブレーキを踏んでもらいましょう。
こうすることでハブはナックルに固定されますので、もしハブガタならガタが無くなります。
さて作業です。
まずはキャリパーの取り外し、この車両はブレーキパイプ外してキャリパーを外してしまいましたが、
こんな感じに逃がすだけでも大丈夫です。

ABSセンサーも取り外して、ハブとドライブシャフトを止めているセンターのナットを外して
次にここと

ここと

ここを外します。

※ジョイントプーラーを使うときはプーラー自体をジョイントが外れるまで閉め上げて行くと外れたときに「バーン」という感じに弾けるので危険なのと、ボルトにダメージを与えるので、ある程度テンションを掛けてジョイントが接続している部分をハンマーで軽く叩いて振動を与えてあげると安全に外せます。
写真では付けていませんがナットを少し入れておくと外れて飛んで行く事が無いのでお勧めします。
ナックルを取り外します。

続く。