棟田先生の魔法の授業により自分の将来像が見えたのか実技授業を真面目にやる人が増えてきた。棟田先生の信者みたいな人たちが出てきた。武川は棟田先生のことを裏であいつと呼ぶのを辞めていた。この時から少しずつ武川とは距離を取るようになっていた。

 

私はこの時思っていたのは「年収900万て高いのか?株とかやれば2000万くらいは余裕だろ」であった。

 

私は田中のグループと放課後に実技の練習をしていた。田中はクラスでは一番真面目であった。震災で家族を亡くしたことがっきけで救命士を目指すようになった。

 

棟田先生と数人の学生が実技の教室に入ってきた。その中には武川がいた。消防の給料の話をしていた。

 

私たちは練習を続けた。丸川は何度やっても同じミスをする手技があったの。黒板に手順を書いてみながらやって覚えるようにした。

 

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棟田先生が黒板の字を消しだした。