実技試験の練習をしていると棟田先生が教室に入ってきて「実技試験の採点担当になりました。これがこの学校での最後の仕事になります。来年度から某有名研究所の研究員になります。給料も3倍になります。試験落ちないでね。再試とかめんどくさいから超優しくします。」

 

この時私は今ここで退学したいと言い出したら親は「理学療法士になればよかったのに」と嫌味を言ってくるだけだろうと思いました。だから、この試験を落として退学になれば一番いい形で違う道に進むことができると思いました。

 

救命士になることに意味を感じなくなり、もういいやと思い辞める決意が固まりました。

 

次の記事では実技試験を落として棟田先生に怒られた話を書きます