日中は、なかなか暖かい日が続くようになりましたねぇ。
ちなみに、我が家はまだ、コタツが出てます(驚)。
いや、金沢がそんなに寒いワケじゃありませんがー…
我が家が、寒いんですよー(爆)。
特にお茶の間・・・ね。
さて、ソフトロックをかじり出して、半年ほど経ったんだけど
コレ聴くには、なかなか美味しい季節になってきました。
SERGIO MENDES & BRASIL’66
セルメンっすね。
セルメンっつーと、山のようにアルバム出てますが、ブラジル66です。
ボサ(ラテン)で気持ちエエのは、モチロンなんだが
この頃のセルメンは、カバーにも秀逸な作品が多くて
セルジオメンデスのアレンジ力に感服してしまいますよん。
なんて言うのか、
例えば上の、CRYSTAL ILLUSIONSに収録の、The Dock Of The Bay
に始まり、 この LOOK AROUND に収録の
With A Little Help From My Friends とか、
下のFool On The Hillに収録の、そのまんまっすが、
はい、Fool On The Hill…ビートルズの曲っすね。
かろやかですわ。
ビートルズを集めていた頃、ビートルズが歌う以上にビートルズを
歌えるシンガーは居ない!と思ってまして、たまに耳にするビートルズのカバーを聴いても、まあ…ろくなもんじゃねー!などと…ね。
ま、当のビートルズも前期はカバー曲結構やってたんですが…
それは、結構な間そう思ってましたね。レコード店に就職してからも…
で、当時、セルメンって言えば、イージーリスニングのコーナーに
入っているじゃあありませんか。
フーン、ビートルズのカバーしてる…どうせ…的な感じで、見向きもしませんでしたがな。
おっさんになって、音楽を聴く幅も多少広がったってんでしょうかね?
ソフトロックをワシに勧めてきた、BIG PINKのマスターに
「セルメン聴かんがけ?セルメンいいよー。」って言われましてねー、
ほんなら…とばかりに4枚ほど購入してみたら…、
なんと、あ、なんと!これが…目から鱗…ちょいとラテン入りの、
なんて素敵なアレンジなんざましょ。一発で虜になってしまいましたよー。
Scarborough Fair なんかも、ちょいクールな曲になっちゃってて…
もう、脱帽でした。
唯一ねぇ…このころのアルバムは、収録時間30分前後、短かっ!
…60年代のソフトロック聴くと、だいたいビートルズ、バカラックあたりのカバーは定番です。
ぎょうさん入ってますよ。それが、それぞれに味があって、なかなか楽しいんですよね。
まー、元歌が秀逸だかんね、当然だがな。などと強がって見るぞ。
ちなみに、、、
ワシが、一番最初に買った、セルメンのアルバムはコレです。
AOR~コンテンポラリーの名盤だな。1983年作 邦題「愛をもう一度」
タイトル曲「Never Gonna let You Go」は、全米TOP4…名曲!
(Barry Mann / Cynthia Weil)の黄金コンビの作であるよ。
ジョー・ピズーロとレズ・ミラー(まー、スペル判らんし…)のデュエット曲になってる。
で、この、ジョー・ピズーロはフィリピン人のシンガー…フィリピンは、なんでもAORのヒットが多いそうだ。ナイス!!
彼は、HEATなるグループにも在籍していたよー。これも、AORのナイス!!グループだ。
話しを戻すが、この時点で誰が(あ、ワシか?)、セルメン&ブラジル
’66を将来買うなんて、思った事だろうかー。しかも遡ってるしー。
今日も、唐突に奥さんから、「地震になると、あんたのCDラック倒れるから、もうCD買うな!」などと、
意味不明な指令を出されたんだが・・・
確かに、古いラックなので不安定(フラフラしてる)だなぁ。壁は土壁だし、天井の間に突っ張り棒も付けられないしなぁ、いやはやナンとも。
そうは言ってもねー、まだまだ知らない音楽は沢山あるよー。だから、音楽は止められないよなー◎
KKD_FM
※ 「愛をもう一度」は、あくまでも邦題で、原題は「無し」です。背表紙には、SERGIO MENDESのみ…SAME TITLEってやつです。
で、シングルカットした「NEVER GONNA LET YOU GO」なんですが、これの邦題が「愛をもう一度」なんです。
だから、思わずタイトル曲と紹介しましたが、実は、原題は無いので、正確には、タイトル曲ではありませんのよね。
あーややこしいケド、ご理解戴けました?