レイ・ケネディと… | You And The Night And The Music・・・Sometimes Audio^^♪

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現在ブログ引退(中)。リコメしません 申し訳~m(__)m

いや~
本日も、音楽三昧のワシ、KK_FMだす。
二月は休日が多くて、多くて、適いませんな…
ワシみたいな、日給月給の輩にとっては、次の振込みの少なさが…ね。

さて、さて、NOW PLAYINGは…

イメージ 1 RAY KENNEDY /RAY KENNEDY+4  1980年

 AORファンには語る必要も無い、この名作が+4で再発になったよん。
国内盤も輸入盤も曲数は同じ…こりゃ安い輸入盤で充分す。
参加メンバーの主だったところは、DAVID FOSTER,、JEFF PORCARO、MIKE
PORCARO、STEVE LUKATHER、BILL CHAMPLIN、TOM KELLY etc.…うひょ。
 ロックシンガーのレイ(KGBのヴォーカルなど)が何を血迷ったか、AORしてしまったアルバム。もっとも発表された1980年なんて、猫も杓子もAOR寄りにアプローチしていた頃なので、ちょっとお金でも欲しかったのかね…?

 AORと言っても、ハードっす。ギュインギュインなギターも(ルカサー自由自在・縦横無尽)炸裂っす。かっこエエっす!でも、AORっす。俗に言う産業ロック系ではないっす。なんたって、ワシが聴くくらいですからね。バラードの2曲もBOZZも真っ青なくらい、ゴッツイええです、ソウルがありますな。
 そんでもって、+4の中には、フォスターがアレンジする前のトラックが入っていて、なかなか面白い( It Never Cro-ssed My mind 意外に軽快だったりして)です。
そして、このアルバムの1曲「You Oughta Know By Now」…と言えば、そう…

イメージ 2 八神 純子 「パープルタウウン~You Oughta Know By Now~」のお話に繋がっちゃうんだろうなぁ…そう、あの盗作問題だな…。
 ワシ個人としては、「思い出は美しすぎて」「みずいろの雨」「想い出のスクリーン」の三連発(正確には連発では無い)の方が好きだったりするが、コレは、タイトルにレイの曲名が入てますな。似ているって事でクレームが付き、発表後共作扱いになっちゃった。
 ってか、何でこの曲だけが、槍玉に上がったのかねぇ…日本の歌は、そもそも洋楽のミックスジュースみたいなモンだろ。多分、フォスターとかの著作権に対する考え方の違いなんだろなぁ。
でも、んな事言ったら、サザエさん(の歌)だって…ねえ。
 ただ八神 純子自身、この件に関してコメントを発した形跡が無いんだよね。それもまた、ワシにはミステリー。本人は、そうとは認めていないんじゃ無いのか…などと思ってしまいますな。ま、これに関しては、いろいろなサイトで書かれていますので検索してみてちょ。いろいろな解釈があって、なかなか面白いですわ。
 こんな事を書きつつも、ワシは八神 純子のファンだったりするんだな。流石「ヤガマニア」とまでとは言わないが…。でも、あのウォォォォォ~ンンンン…ッと歌い流す、彼女のハイトーンなヴォーカルがね。その声量とともにタマランのですよ。ここ数年復活してアルバムも精力的に発表しており、その声に衰えは殆ど感じられんしな。
 
 ただ、途中からワシは彼女の楽曲に行き詰まりを感じて(ディスコメイトの後半)、殆ど聴かなくなってたな。そんな彼女が、起死回生の一発として発表したのが(あくまでもワシの中での話だが)、ディスコメイトからALFA MOONへ移籍した第1弾アルバムで、Y蓄時代上司のNさんとその衝撃に拍手したもんだ。

イメージ 3
 八神 純子 / COMMUNICATION +3 (コミュニケーション) 1985年

 メッチャCoooooooooL!な八神 純子。そんな感じ。ダンナのJ.J.STANLEYが
Pro.している。そこには、ワシが好きだと言った歌い方の欠片も無かった。
 基本ワシは、打ち込み系が大嫌いだ。だからこの時期、購入していた物は
4ビートJAZZがメインだった。だが、打ち込みが嫌いったって、エエものはエエと認めんとイカンよな。これは、その絶好のアルバムってワケだ(全曲打ち込みでは無い)。
 で、今聴きなおしてるんだが、ツンデレだなこれ。いやーーーーたまらんワ!
カッコええよ。溜めて溜めて、ちょっとだけ以前の曲っぽいMISS D.J.でA面終了だ。そしてB面はまたCOOLな……そうそして、ジャケットもGOODだよね。

 CDが当時同時発売だったんだけど、永らく廃盤状態でオクなんかでかなり高値になってたぞ。ただ、2012年にコレがなんと+3で紙ジャケ再発になった。もちろん速攻ゲットしたよ…そしてソレも今や入手困難で、価格高騰中だ。

 なんか、レイ・ケネディから始まって、変なところに着地したって感じだな。ちなみにレイのAOR関係はこの1枚限りで、その数年後、彼の姿は西武球場のロックフェスのステージ上にあった。ただし…マイケルシェンカーグループのヴォーカリストとして…
 MSGのヴォーカルが来日直前に抜けたんじゃなかったかな…それで暇だったレイに参加してくれって話になったみたいな。ただ、当時(レコード店勤務時代)のメタルなお客さんが、コレを見に行って「最悪のヴォーカル」と酷評していた。なんでも、歌詞を殆ど覚えていなかったようで、アンチョコ(意味判る?)見ながら歌ってたらしい。それに関しては、当時のBURRN!(メタル系雑誌)でも酷評していたのを記憶している(商売柄購読していたぞBURRN!)。
 ま、メタルなファンには申し訳なかったが、RAY KENNEDYはそんな酷評されるようなヴォーカリストじゃあないんだよって、擁護しとくよ。
 だって、こんなにワシに想い出を書かせてくれたアルバムを創ったヤツなんだからねー(チョイくさっ、スマソ)。

そう、このアルバムはAORの名盤であります。そこに疑いの余地は御座いません。
…そんなレイも昨年…お亡くなりになってます(ちょうど1年前あたりか)…いまさらではありますが、天国で安らかに…ね。

んじゃ、また。

KKD_FM

お、そう言えば、これの邦題「ロンリー・ガイ」だったな…輸入盤買ったので忘れてたヨ。