航海413日目




以前の私…




妻に対して
気持ちを言葉にすることが
非常に少なかったものです




例え嬉しいことが
あったとしても


「今さら照れくさい」
とか

「めんどくさいし」
なんてことを
言い訳にして


気持ちを伝えることを
して来なかったのです




当然、


夫婦仲は
ギクシャクすることも
多かったもの




それがここ数年、


我ながら
「素直に言えるようになったな」
と感じています




そのおかげか、

この頃は
妻の喜ぶ顔を見る機会が増え


うちの中が
とっても居心地のいい場所に
なっているんですね




「気持ちを言葉にして
キチンと伝える」




これってやっぱり
大事なんだな
と思う、

今日この頃です…








昨日の晩ごはんは
コレ









カレーうどんでした




さほど珍しいものでも
ないのですが、

妻にとっては特別




なんたって
初めて作ったんですから…




「うまくできたか
自信ないけど…」
なんて


心配そうな顔で
私の前にどんぶりを
置いてくれる妻




料理以外は
何でもテキパキこなす
妻ですから


なかなかそういう姿は
見ることができません




ですから

「ウヒヒ」と、
若干ニヤニヤしながら
箸を取る私




そんな私の様子に


妻の目が

「見つめる目」から「にらむ目」に
変わりそうなのを感じ取ったので


慌ててどんぶりを
左手で抱えます




そして

右手に持った箸で
うどんを二、三本
持ち上げてみると


カレーの香りが
「うん!いい感じ♪」




「これはいいぞ」
と期待しながら

うどんを口に運びます




すると…




「おいしい!」




思わすその言葉が
飛び出すくらい、

おいしかったのです




また辛さの調節が絶妙で

甘過ぎず辛過ぎず、
食欲をそそる
ちょうどいい辛さ




あまりのおいしさに、


うどんをすすりながら

「これおいしい」
「メッチャおいしい」
「最高においしい」
など、

何回「おいしい」を言ったか
分からないくらい




一気に食べ終えて
最後に私の口から出たのは


「マジでおいしい!おかわり!」




それに対する妻の言葉は


「ごめんね、もうないんよ」
だったのですが、


あやまりながらも
その表情は
何ともかわいらしい笑顔♪




それを見た私、

思わず
「オオ~!かわいいなぁ」
と言ってしまって


また妻が笑顔♪




その笑顔が

食卓を彩る最高のデザートと
なったのでした…








妻に対しては

ともに過ごした時間が
増えれば増えるほど、


照れもあれば
気恥ずかしさもあって


なかなか素直に
気持ちを言葉にすることが
できなくなりがち




ひどい時には
「言わんでも分かるやろ」
なんて

めんどくさがったり…




だけどそれじゃあ
いけないですよね




どれだけ相手のことを
思っていたとしても


キチンと言葉にして
伝えなければ


下手をすると

相手にとっては
「思っていないのと一緒」

なんてことにも
なりかねません




それじゃあ
上手くいくものも
上手くいかなくなっちゃいます




だから私は


これからも妻には
気持ちを素直に
伝えていきます




おいしい時には「おいしい」と
嬉しい時には「嬉しい」と


そしてもちろん、


悲しい時には「悲しい」も


照れずに
めんどくさがらずに


キチンと伝えていきます




これからもずっと

幸せな夫婦でいたいから…








では、良い旅を!!