航海314日目




昨日は母の日でした




ここ数年

この日は
母に日頃の感謝を伝えるはずが

逆に自分のほうが
感動させてもらうような

そんな日になっています






昨日は

お昼から洗濯機を買いに
行くことになっていたので

早朝からブログを書いた後、
実家に帰省




兄弟の中で一番最後まで
実家に居座った私が
10年前に家を出て

そこからは
母と父の2人だけの暮らし




それはそれで

2人で楽しくやっている
ようです




ですが


離れて暮らす息子3人のことは
心配になるらしくて

今でもよく電話してきます




とりわけ、

兄弟の中でも最も
心配をかけてきた私のことは
気になるようで


「もう慣れたか?」
「元気でやっているか?」
「夫婦仲良くやっているか?」

と、度々電話してきます




それだけ、
親に心配かけてきたんだなぁ
って

しょっちゅう反省しています(汗)





そんな感じなので、


母は(もちろん、父もですが)
私が元気に顔を見せると

とっても安心してくれるんですね




ですから私は勝手に

母の日の一番のプレゼントは
「顔を見せること」
だと思い、

この日は毎年
母に会いに帰るんです





で、昨日は
午前9時15分頃
実家に到着




ところが、母はいません




一人で家にいた父に
尋ねると

「郵便局に行ったぞ」
との返事




父と話しながら
母の帰宅を待っていると

15分くらいして
母が帰って来ました




私が「おはよう」と
挨拶すると

それに対する返事よりも先に

母は満面の笑みで
私に封筒を手渡します




「何これ!?」
と尋ねると


母は
「お前も大変じゃろうけえ
おこづかい」




「大丈夫じゃけえ、ええっちゃ」
と返そうとする私に

母は
「もらっちょって」
と言った後

やや微笑みまじりの表情で

「あげられるのが嬉しいんよ」





泣けてきました…





どれだけ心配かけてきても
すでに一人立ちしていても
例えいくつになっても


息子は息子




いつまでもいつまでも


母にとって私は
「かわいい息子」
なんですね




こうしていつだって
私のことを気にかけて


顔を出せば
おこづかいをくれようとしたり


「何か食べる!?」
「エアコン入れようか!?」
「コーヒー飲む!?」

と世話を焼いてくれる




そしてそれは


母にとって
面倒でも何でもなくて

むしろ嬉しいことなんですね




そう思ったら

ありがたくてありがたくて
涙がこぼれてきました…






たまには「うるさいなぁ」と
思ってしまうことも
あるけれど、


これからもちょくちょく
顔を出して

世話を焼いてもらおうと思う
私でした





母さん

いつもありがとう


あなたの息子で
僕は本当に幸せ者です


体には気を付けて

父さんと仲良くね






では、良い旅を!!