「最悪ですよ!」京大・藤井教授が石破首相を猛批判 『石破カラー』「出すと国民喜ぶ 党内は怒る」 | ITCトレンダー・カワピーの気になるブログ‐ゲーム、PC、デジタル機器情報

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首相になった後、石破氏は国民ではなく、自民党内を見るように豹変しました。


今週誕生したばかりの石破政権に対して、首相就任で、“手のひら返し”“ひょう変”と言われるほど、就任前と就任後で発言が変わっているという指摘があります。



・衆議院解散について
【就任前】「本当のやりとりは予算委員会だと思う 『すぐに解散』という言い方はしない」
【就任後】「新政権はできる限り早期に国民の審判を受けることが重要」

・「裏金議員」の公認
【就任前】「公認にふさわしいかどうか議論は徹底的に行われるべき」
【就任後】「原則公認の方向で調整 『党内融和』を優先か」

衆議院解散や裏金議員の公認について、これだけ発言が変わっているので、経済政策、安全保障、夫婦別姓はどうなっていくのか気になります。



「発言の変化」について、石破首相の本音が見えた場面がありました。

今週の火曜日、各会派へのあいさつ回りで「教育無償化を実現する会」の前原誠司代表に会ったときのことです。

【前原氏】「石破カラーをちゃんと出して頑張ってください」
【石破首相】「出したらぶったたかれる…」
【前原氏】「石破カラーを出すのを国民は…」
【石破首相】「出すと国民はよろこぶ、党内は怒ると」

ついつい出てしまった石破首相の本音について、番組コメンテーターの京都大学大学院の藤井聡教授は「最悪です」と猛批判しました。

【京都大学大学院 藤井聡教授】「本音ですね。これは総理としてあるまじき本音ですね。だって『僕、政治できないんだ』って言ってるわけでしょ。

結局、石破カラーを出さない所信表明しているということは、『僕はいま国民の方じゃなく、党内を見てやってますよ』と言ったのと一緒ですから。

これは総理大臣としてあるまじき発言ですね。冗談じゃない、冗談にならない。あれはもうあの時点で僕はアウトと言ってもいいと思いますね。ビックリします。最悪ですよ!この発言」



石破首相は本音ベースで語ってくれると思っていたのに、今まで党内野党だった人が首相になると、「これだけ変わるのか」、とギャップに違和感を感じている国民もたくさんいます。

【京都大学大学院 藤井聡教授】「今まで石破さんは判官贔屓(ほうがんびいき)で、“弱いからかわいそうや”と思っていたけど、強くなった途端に悪役側についてしまったようなもので、そしたら“僕ら国民どうなんねん”という気持ちになっている国民は、これから一気に10月27日(次の衆院選の投開票)に向けて、増えていくと思いますね。良くないですね」