ドワンゴが漏洩情報の拡散行為に対する警告と法的措置について発表 | ITCトレンダー・カワピーの気になるブログ‐ゲーム、PC、デジタル機器情報

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ドワンゴは7月5日(金)、6月8日に発覚したKADOKAWAグループのデータセンター内サーバーへのサイバー攻撃に関する事案において、情報漏洩の謝罪を行い、漏洩情報の拡散行為に対する警告と法的措置について発表した。


ドワンゴは、サイバー攻撃を行ったとされる組織が漏洩させたと主張する情報の中に、社内外の一部個人情報や契約書情報等が含まれており、これにより一部のクリエイター、取引先、学校法人角川ドワンゴ学園の在校生・卒業生・保護者に重大な影響を及ぼす可能性があると今回公表した。


同社は現在、当該組織が公開したとする情報について、社内の記録と照合して検証するために収集作業を慎重に行っている。当該収集作業に時間を要しているため、現時点では漏洩された情報の確認が完了していない状況だ。

インターネット上で流布されている書き込みにはフェイク・捏造情報が含まれている可能性もあるとのこと。

なお、匿名掲示板やSNSなどで、当該組織が公開したものとして、情報を拡散する行為が確認されている。ドワンゴは、他者の個人情報を不正に発信する行為は、その行為自体が法的に罰せられる可能性があるとし、情報漏洩の被害を拡大させるだけでなく、今後の類似犯罪の増加を招く恐れもあるとしている。

ドワンゴは、こうした不正行為に対して、断固とした姿勢で臨み、厳正な対応を行う所存だという。また、本事案の関係者たちの二次被害を最小限に抑え、プライバシー保護のために全力を尽くしていくと述べた。同社は、弁護士と連携し、悪質な情報拡散を行う者には、法的措置を徹底的に講じるとのこと。


情報漏洩に関するお問い合わせ専用窓口が、クリエイターやユーザー、学校法人角川ドワンゴ学園の関係者向けにそれぞれ用意されている。自身の情報が公開されている場合は、下記の窓口へ連絡することができる。ドワンゴは、自身の連絡先がどの場所で、どの情報が、どのように公開されていたかの詳細を具体的に知らせてほしいと述べている。