KADOKAWA狙うハッカー集団、闇サイトから「犯行声明」削除 計86件の企業・団体へ声明 | ITCトレンダー・カワピーの気になるブログ‐ゲーム、PC、デジタル機器情報

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出版大手KADOKAWAが身代金要求型コンピューターウイルス「ランサムウエア」により大量のデータが盗まれた問題で、ロシア系ハッカー犯罪集団「BlackSuit(ブラックスーツ)」は3日午後、匿名性の高いダークウェブにある闇サイトから犯行声明を削除した。理由は不明。


ブラックスーツは闇サイトにKADOKAWAを含めて計86件の企業や団体への犯行声明を掲載していた。ハッカー集団は金銭支払い交渉に応じると掲載しないため、実際の被害はさらに膨らむとみられる。


セキュリティー企業、三井物産セキュアディレクションの吉川孝志氏によると、ブラックスーツは2023年5月ごろから活動が確認されている新興組織だ。攻撃手法やウイルスの特徴などから、世界最大規模のハッカー集団だった「Conti(コンティ)」=現在は消滅=やその残党とされる「Royal(ロイヤル)」と共通点や関連が指摘されているという。