アニメ「BARTENDER 神のグラス」で印象に残ったセリフ | ITCトレンダー・カワピーの気になるブログ‐ゲーム、PC、デジタル機器情報

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私は、動画配信サイトでアニメ「BARTENDER 神のグラス」を一気見しました。

このアニメでは、主人公のバーテンダー佐々倉と、Bar“Edenhall“に来店する客人との会話で印象に残る場面が多いです。

特に、最終話での佐々倉と来店客(作家)との会話は、深いセリフがありました。

ネタバレになってしまいますが、以下に書きます。

ミステリー大賞を受賞し、時の人となった作家がいました、しかし、彼は念願かなった事による反動なのか、燃え尽き症候群の様な状態になります。

そんな彼が、佐々倉のいるBarを訪れた時、2人が交わしたセリフが非常に印象に残りました。

まず、佐々倉が客人に、「一番大切な仕事は、なんですか?」と尋ねます。

その答えは、「一番大切な仕事、それはただ生きること、生き続けることです。」と。

客人の作家が呟きます。

「バーナード・ショー(アイルランド出身の文学者、脚本家、劇作家、評論家)によれば、人生には2つ悲劇があるそうだ、1つは願いが達せられない事、もう1つはそれが達せられる事。願いが達せられれば、別の悲劇が生まれる。」

佐々倉が作家に問いかけます。

「プロとアマチュアの違いは?」

佐々倉が落ち込んでいた時、彼の師匠が言った言葉。
「プロになる事は簡単、本当に難しいことは、プロであり続ける事。」と。

作家が佐々倉に質問します。

「プロであり続けるとは、どういうことか?」

その答えは、佐々倉が師匠の作ったカクテル「スレッジハンマー(両手で持ち、物を砕くハンマーのこと)」を飲んで悟ったと。

「壁は、自分の力で打ち砕け。それがプロであり続けるという事。」

佐々倉は、作家に同じカクテル「スレッジハンマー」を飲ませるのです。

いや~深いな~。

Barを訪れた作家は、魂が甦ったようになり店を出て行きます。


このアニメを見ていて、毎話、主人公の佐々倉の観察眼の鋭さに感嘆する場面がありました。

現実にこんなバーテンダーがいるBarがあったら訪れたい!と強く思います。