エヌビディア、株続落で時価総額2000億ドル消失-首位の座から陥落 | ITCトレンダー・カワピーの気になるブログ‐ゲーム、PC、デジタル機器情報

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株は持っていなくても会社名だけは、かなり昔からPCゲーマーならGPUメーカーとして知られている「エヌビィデア」。



(ブルームバーグ): 米半導体大手エヌビディアは今週、時価総額で世界最大の企業となったが、その地位は長くは続かなかった。


  エヌビディア株は20、21日と続落し、合計の下落率は一時7%を超えた。18日には上昇して時価総額が約3兆3000億ドル(約526兆5000億円)に達し、マイクロソフトとアップルを上回っていた。今回の続落に根本的な理由はないとトレーダーらはみている。ただこの続落は少なくとも、過去1年間だけでも約200%という脅威的な上昇ペース、そしてその上昇により今回のような突如とした下落にいかに脆弱(ぜいじゃく)になっているかを浮き彫りにしている。


  エヌビディアはこの2日間で時価総額2000億ドル余りを失ったわけだが、すぐに首位の座を奪還する可能性はある。


  AJベルの投資ディレクター、ラス・モールド氏は「何も間違ったことは起きていない。エヌビディアは今週、首位の座を獲得した」と指摘。「株式市場で見られる通常の変動に過ぎない。エヌビディアのような大企業では、時価総額が数億ドルないし数十億ドル規模で増減することはあり得る」と述べた。


  21日は米国株関連オプションの満期日が集中する「トリプルウィッチング」となった。オプションの満期に伴い投資家がポジションを調整するため、取引量が増え、価格変動が大きくなる傾向がある。