凄い3ショットだ!!
2024年5月5日(日・祝)、「大阪コミックコンベンション2024」(以下、「大阪コミコン2024」)がインテックス大阪で開催され、“セレブ・ステージ”にマッツ・ミケルセンが登壇。サプライズで、大ヒットゲーム「DEATH STRANDING (デス・ストランディング)」で共演したノーマン・リーダスと小島秀夫監督も登場し、特別なフォトセッションが行われた。
「大阪コミコン2023」に「東京コミコン2023」と、3期連続でコミコンに来場している“北欧の至宝”ことマッツ・ミケルセンは、この日、サプライズゲストとして「ウォーキング・デッド」シリーズのダリル・ディクソン役でブレイクしたノーマン・リーダスをステージへ迎え入れることに。小島秀夫監督も加えた「DEATH STRANDING」メンバーのスリーショットが実現すると、会場全体に「キャ~!」と黄色い歓声が轟いた。
その後は、小島監督とミケルセンが対談。3人で会うのは、「DEATH STRANDING」のラストシーンを撮影してから、6年ぶりだということで、小島監督は「懐かしいですよね。ちょっともう、家族みたいなものなので」と目を細め、ミケルセンも「同じ気持ち。小島さんとは何度かお会いしていますし、ノーマンとは別の機会でも会っているんですけど。3人そろうということで、とても懐かしい気持ちです」と喜びを表していた。
また、「小島さんの作品に出たことは、ファンタスティックでクレイジーな体験でした」と、「DEATH STRANDING」の撮影を振り返ったミケルセン。「まず最初、彼の作る世界観を理解するのに、ノーマンと私は、顔を見合わせながら『うん?』という感じだったんですけれども(笑)。でも、絵を見せていただいて、この世界に飛び込んでいこうと身を投じてみたら、本当にアメージングな経験ができて。小島さんはとってもクリエイティブな方ですばらしい。私たちの扱いも、まるで神のように扱ってくださって。とても感謝しています」と笑顔を見せた。
そして、「今後どういうことをやってみたいか?」と質問されると、「私はゾンビが大好きなので、ゾンビものとか。飛び回るフライングカンフーも大好きなので、そういったのもいいんじゃないでしょうか」とミケルセン。小島監督が「私はゲームだけでなく、いずれ映画も撮ると思うので…」と口にすると、「オペラでもやっちゃいますか!」とノリノリだった。
さらに、ファンからの質問も紹介された同ステージ。「去年の大阪コミコンの時、『参加したなかで1番クレイジーなコミコンだった』と話し、東京コミコンでは『クレイジーな週末だった』と話していたらしいですが、日本のコミコンはどのような点がクレイジーだったのでしょうか」との声が取り上げられると、ミケルセンは「とにかく人が多いということ、そしてその皆さんがとても規律を守っていらっしゃるということがユニークだと思います。バックステージにいるとまったく音が聞こえなくて、シーンとしている状況なのですが、 ステージに出ると爆発的にウワ~ッとなる。そのエネルギーがすごい!デンマークではノイズがすごくて、こんなことありえない。こうした美しい皆さんのその気持ち、盛り上がりが伝わってくる感じが“クレイジー”だと思います」と答えていた。
斎藤工、小島秀夫、マッツ・ミケルセン