NHK「アニメが問う戦争と未来 ガンダムSEEDの20年」見ての感想 | ITCトレンダー・カワピーの気になるブログ‐ゲーム、PC、デジタル機器情報

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25日放送NHK「ガンダム特番」を見ました。
アニメ制作者達の思い、何を伝えようとしていたのか、その為にどんなに苦労していたのか。

なぜ、人は争い戦争するのか?
現実に戦争や争いが絶えることがない、今の世界で、それを断ち切る事が出来ないのか?

アニメーションという形で、そのシミュレーションを試みていた作品が「ガンダム Seed」シリーズだったのだと、放送を見て感じました。

批判の声もあったが、戦争の悲惨さをリアルに伝える為に、敢えてぼかす描写をしないようにしていた、コーディネーター(遺伝子操作で優れた能力を持った人間)とナチュラル(遺伝子操作されずに生まれた人間)との争いでは、その両者で差別意識が生まれるが故に、それが争いの種となり戦争へと発展していく。というストーリー設定を脚本では重要視していたようです。


特番では、『機動戦士ガンダムSEED』シリーズの誕生秘話を監督・制作スタッフ陣が20年の時を経て語る。

 当時、放送直前で起きたアメリカ同時多発テロ。それをきっかけに「子どもたちに戦争のリアリティを伝えよう」と考えた報道出身プロデューサーの決意、『ガンダム』シリーズ初めての女性脚本家が、“報復の連鎖”の先にどんな未来を伝えようとしたのか?




ガンダムでは、どうしてもメカの格好良さにまず目がいってしまいますが、登場するキャラクター達のセリフには制作者側の深いメッセージが込められているのです。

大ヒットの映画「機動戦士ガンダム Seed Freedom」を1度見ていますが、再度見てキャラクター達のセリフを注意深く聞き直したいな、と特番を見て感じさせられました。