「被害者の人生そのものを脅かした」 ガーシー被告に執行猶予付き有罪判決 | ITCトレンダー・カワピーの気になるブログ‐ゲーム、PC、デジタル機器情報

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暴露系YouTuberとして有名になったガーシー被告に判決が下された。


動画投稿サイトで俳優らを脅迫したなどとして、暴力行為等処罰法違反(常習的脅迫)などの罪に問われた元参院議員のガーシー(本名・東谷義和)被告(52)の判決公判が14日、東京地裁で開かれた。佐伯恒治裁判長は「被害者の人生そのものを脅かした」として懲役3年、執行猶予5年(求刑懲役4年)の判決を言い渡した。

被告はこの日の意見陳述で「これからも被害者に反省と謝罪の気持ちを持つ」などとした。

弁護側は「脅迫に常習性はなかった」としていたが、判決理由で佐伯裁判長は「暴露系動画の配信などを長期間継続して多額の利益を得ており、職業的ともいえる」などとして常習性を認めた。

佐伯裁判長は被告が借金返済のために動画配信収益を得る目的で犯行に及んだと指摘。被害者にCM出演契約打ち切りなどの損害も生じさせたと認定し、「安全圏から被害者に誹謗(ひぼう)中傷の波を浴びせた犯行は卑劣かつ悪質だ」と非難した。

判決などによると、被告は令和4年2~8月、動画投稿サイト「ユーチューブ」などで俳優の綾野剛さんら4人を脅迫。5年2月には綾野さんら2人の告訴状を取り下げさせようと脅した。

被告は4年7月の参院選比例代表で旧NHK党から初当選。一度も登院せず、5年3月に参院本会議で除名された。