民間ロケット「カイロス」初号機、打ち上げ延期 | ITCトレンダー・カワピーの気になるブログ‐ゲーム、PC、デジタル機器情報

ITCトレンダー・カワピーの気になるブログ‐ゲーム、PC、デジタル機器情報

ITC関連やゲーム関連のトレンド情報を中心に語っています。
デザインなどクリエイティブな話題も多いですよ。

打ち上げ延期は、残念でした。
私は、YouTube配信を見ていたのですが、肩透かしでした。



宇宙関連の新興企業「スペースワン」(東京)は9日、同日午前の予定だった小型ロケット「カイロス」初号機(全長18メートル)の打ち上げを延期した。同社によると、今回打ち上げ可能な予備期間は10~31日。理由は明らかになっていない。

カイロスは9日午前11時1分、和歌山県串本町にある同社の発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げ予定だった。しかし直前に打ち上げを16分後に変更。その後、日程の延期を発表した。

設定していた警戒海域に船舶が残っていたことが原因だとし、ロケットに異常はないとしている。日程は13日以降に再設定した。

カイロスは内閣衛星情報センターの小型衛星1基(約100キロ・グラム)を搭載。衛星の目的の軌道は高度約500キロ・メートルの宇宙空間で、打ち上げから約50分後に切り離される予定だった。軌道投入に成功すれば、民間企業が単独で開発したロケットとして国内初となる。

 スペースワンは2018年、IHIエアロスペース、キヤノン電子、清水建設、日本政策投資銀行が出資して発足。IHIエアロスペースは固体燃料式の小型基幹ロケット「イプシロン」(全長約25メートル)の開発に携わっており、この技術がカイロスに生かされている。

 スペースワンは高頻度で小型衛星を宇宙に送り届ける「宇宙宅配便」の事業化を目指しており、30年代には年間30機の打ち上げ目標を掲げている。

 民間では、19年に新興企業「インターステラテクノロジズ」(北海道大樹町)が小型ロケットを宇宙空間まで打ち上げたが、衛星は搭載していなかった。