萩生田光一前政調会長の“訂正版”を見ると、支出の欄が「不明」だらけになっていたことが発覚。番組の出演者たちから“集中砲火”を浴びることとなった。
安部敏樹氏は疑惑の議員が説明責任を果たしていないとして「もう政治家お辞めになられたほうがいいんじゃないかな」とダメ出し。MCの羽鳥慎一アナは、確定申告のシーズンであることに触れて、「またイメージが悪くなる」と指摘していた。
その後、テレビ朝日元社員の玉川徹氏は、萩生田氏と高木氏の両氏の「領収書がない」という発言を取り上げ、「僕も今やってますから、確定申告」と口火を切ると、政治ジャーナリストの田﨑史郎氏も「そりゃあ領収書、ぜんぶそろえますよ」とコメント。玉川氏は「領収書ナシの経費1000万円」を仮定して、「通るかっていうの!税務署。もし通るっておっしゃるんだったら、我々のほうもそうして!法律変えて」と訴えた。
さらに玉川氏は「収支報告書の訂正と課税は別問題」とする新聞記事を引用し、「だから、税務署やれって!これ。やれって!」と強い口調で主張した。「不明」だらけの収支報告書を確認した政治部記者が語る。
「たとえば萩生田氏が代表を務める自由民主党東京都第二十四選挙区支部の令和3年分の収支報告書を見ると、2月2日付で訂正が入り、収入総額、前年からの繰越額、支出総額、来年への繰越額のすべてに打ち消し線が引かれ、手書きで『不明』と書かれています。確定申告を行う際に経費の目的や内容を不明として提出することなど許されません。自民党の裏金議員の不誠実な対応を受けて、Ⅹ(旧Twitter)では『確定申告ボイコット』『みんなで脱税』といったハッシュタグが広まりつつあります」
国税庁の資料によれば、令和5年に「税務調査」が行われたのは約63万8000件(※簡易接触を含む)。玉川氏の“号令”を受けて国税局や税務署が動く日は訪れるのだろうか。
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