医療従事者の支援に役立てて下さいと、3億円の寄付が27日、和歌山市の会社社長の男性から和歌山市に贈られました。
和歌山市役所には今日午後、和歌山市に本社を置く株式会社賃貸住宅センター代表取締役社長を務める塚本治雄さんが訪れ、3億円の目録を尾花正啓市長に手渡しました。
3億円の寄付は、和歌山市の個人の寄付額としては、過去最高額だということです。塚本さんは「新型コロナウイルス対策に携わる医療従事者の中で、国などからの支援が行き届いていない人たちに支援をしたいという思いで寄付をしました」と話しました。
これを受けて、和歌山市は、来月開会する市議会に基金の条例案を提案、寄付金を積み立てた上で、一部を来年度の当初予算案として、医療従事者への慰労金などに充てることを検討しています。