昔、営業部にいた頃の話だが、部下に営業成績が抜群によく、それを持続して社内表彰を2年連続で受けた男がいた。
ところがある月、珍しく目標未達。次の月も未達。4カ月連続の不調に陥り、精神的に壊れ退社した人間がいた。
好調のときは仲間を見下し天狗になっていたのが、不調に陥ったとき、仲間の目が冷たかったのだ。
自業自得だが、人間力がなさ過ぎ。
好調のとき、仲間を助けたり面倒見たりすることが一切なかったから、彼の不調を気にかける仲間がいなかった。
私が忠告した通りだった。
有頂天になるな!ノウハウや情報を共有しろ!
これを全然無視した彼。
まあ、人間って、困った時に本当の自分が現れるんじゃなくて、調子がいいときの様子が本性だよ。調子がいい時の言動がその人間性そのもの。

センバツが中止になったとき、たぶん夏の甲子園も中止だろうと思っていたが、やはりその方向で話が進むようだ。

高校球児の無念を考えると胸が痛い。ホントにつらい。

学生のスポーツ全部がコロナの影響を受け、目指していた夢が全部水の泡になった。

もし、自分の子供が高校3年生の野球部員だったらなんと言葉をかければいいのかわからない。

「オマエは若いからこれからまだまだいいことがある」なんて空々しいこといえるか?

人は過去でも未来でもない、今を生きてるんだから、今の夢や目標がなくなったときの気持ちは、そんなクソにもならん慰めの言葉なんかなんの意味があるだろうか。

甲子園を目指す子らは、大多数が小中学生の頃から野球に打ち込み甲子園の夢を見ていた。何年間も夢見たものがなくなるのだ。

コロナさえなければ。

つくづくそう思う。

人々の夢、命、仕事や希望、コロナの奪ったものは計り知れない。

 

 

 

私の部下が先週の日曜日、市外に出かけ海に行った。

帰り、事故にあい、車が大破した。

大破というのは大げさだが、後部追突されケガはなし。

それを会社で部下が話すと通常ならお気の毒系のお見舞いの言葉が出るところだが、

「この時期に遠出するからだよ」

「ステイホームしないのだから自業自得」

というように非難されておりました。

やっちまった感で、ある意味ウケ狙いの自虐ネタっぽくしゃべったが、大恥かいてたね。

いい大人がこの緊急事態に無自覚な行動するからしょうがない。

ひとりひとりが自分がどう行動しなきゃいけないか、人に言われなくてもわかるでしょ。

厳しいようだが、自分の頭でそれくらい判断できない人間はうちの会社にはいらないよ。