※ このブログは、平成30(2018)年12月24日から「さくらのブログ」に掲載し続けている『逃病日記』の直近分をコピペしたものです。

 なお、『逃病日記501』(2023.5.23)  の「『逃病日記』の表題の変更について」に記載したとおり、ブログの表題を『逃病日記 ー妻とともにー 』と変更することにしました。

 

 

(24.4.12.金)晴れ

 一昨日の水曜日に、S君とヨメさんの三人で『京都府立植物園』に行ったときに撮ったスナップショットの残り。まだ、なんとか桜も残っていた。

 

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(24.4.13.土)晴れ

 私たちの住居から『洛北阪急スクエア』へは歩いて2分、『イズミヤ』へは歩いて3分、この他にもコンビニやドラッグストアなどが近隣に何店もある立地にもかかわらず、なぜか北白川の『ライフ』へよく行く。「ブルーベリー・ジャム」や「ちりめん山椒」など何点か私の定番の商品もある。他にも日によって「アジフライ」や「カキフライ」などの調理もののおかずを買って帰ったりする。

 今日は、散歩を兼ねてまず『大垣書店  ここにはcafeが併設されていて、読書が時間制限なしに出来るので人気があり、いつ行っても満席状態。しかし何故か、『蔦屋書店』にあるような知的・文化的な雰囲気に欠ける  で新刊書コーナーを一見、次に『恵文社』へ行って店内をぐるっと一周して、そのあとは『第二太田川  音羽川』の支流のように思っていたが、ちょうど修学院辺りで合流していて『第一・第二太田川』と呼称されているようだ  沿いに歩き、北大路通りを横断して『白川疏水通り』から『東鞍馬口通り』の一本上手の通りを経て白川通りの『ライフ』へ。

 ここ北白川の『ライフ』は、一階が日用品や衣類、地階が食料品、屋上が駐車場で、各階は広過ぎず狭過ぎず、ほどほどの広さで買いたい物を探すのに適度な配置になっている。地階食料品売場のバックヤードの調理スペースが全面ガラス張りで、従業員が調理しているのが見えるため、食の安全と清潔感がある。

 店内を巡って、おかずを二、三点とちりめん山椒を買って帰った。

 

(24.4.14.日)晴れ

 今日もまた日課のように『恵文社』まで行って、店内をざっと周ってから、店の前の『曼殊院通り』を西に行って川端通りを横断し、高野川の河川敷に降りた。高野川河川敷も『高野橋』を挟んで上流と下流で景色が全く異なっている。上流の河川敷は人道も狭く、『北泉通り』辺りまで来ると人道もなくなり、川端通りに沿った一般歩道に接して河岸の石垣が真っ直ぐに川面まで続いている。修学院や宝ヶ池を越え三宅八幡辺りまでこのような「景観」が続き、さらに上流に行くと石垣ではなく土の護岸の「自然な景観」が現れる。

 一方、下流の方は河川敷も広く、堤防には桜の古木が根を張って連なり、最近は桜樹の下でブルーシートを広げて花見をする人も多くなった。

 今日、その河川敷の道を歩いていたら、ちょうど高野橋の下の橋桁の辺りが、土砂が堆積して流れもほとんどなくなっている。そこではよく学生が橋桁にボールをあてて「ラクロス」の練習をしているのに出会すが、今日はそこに鴨のつがいがいた。人馴れていて、餌でももらえると思ったのか、手を差し伸べると近づいてきた。気いつけな鴨南蛮にされるでぇ。

 

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【今日の読書471※書名頭の数字は当方のブログ『読書リスト』の数字

①-21『吉本隆明代表詩選』

①-25『心的現象論序説』

②-44『明治大正史 下』

③-54『すごい実験』

③-55『ありえない138億年史』

④-9『小林秀雄全集7/歴史と文学・無常ということ』

⑥-25 『文庫の読書』

⑥-27『小説家の四季 2007-2015』

⑦-89『騎士団長殺し3』

⑦-90『フィッツジェラルド10』

⑧-17『ステパンチコヴァ村とその住人たち』(Kindle)

⑨-5『自省録』

⑩-39『プルーストを読む生活』

⑪-9『色川武大・麻田哲也エッセイズ1』

⑫-29『小説の読み書き』

⑬-11『こころ』(Kindle)

コメント:③-52『生命 最初の30億年』から、私がマーカーを引いた箇所を引用するが、本編からの引用では個別・具体的すぎるので、「新版へのまえがき」「プロローグ」「エピローグ」などから印象に残った総論的な箇所を引用しておく。

p.22(プロローグ)「進化の歴史にひとつの明白なテーマが存在するとしたら、それは生物の多様性が次第に高まるということだ。個々の(少なくとも真核生物の)生物種は、地質学的な変換のなかで現れては消え、それらの絶滅は、競争と環境変化の激しい世界における個体群の不安定さを明確に示している。だが、形態的・整理的な生態が多様な集団は、増加の歴史をたどる。進化を長い目で見ると、まぎれもなく、生態系の機能のルールに従って時間とともに数を増していく。」

p22-23(プロローグ)「進化の歴史に見られるもうひとつの大きなテーマとして、地球と生命の共進化が挙げられる。生物も環境も時が経つにつれ劇的な変化を遂げしかも多くは多くは同時に進化してきた。気候や地理的な条件、さらに大気や海の組成が変わると、進化の道筋に影響が及び、そのようにして生物の革命が起きると、今度はそれが環境に影響を及ぼす。じっさい、地球の長い歴史から浮かぶ全体像は、生物と環境の『相互作用』である。」

p23(プロローグ)「生命は若い地球で起きた物理的なプロセスから生まれた。同じプロセス  地殻や海洋や大気のプロセス  が、地球の表面を何度も作り変えながら、長いあいだ生命を維持してきた。そしてついには、生命が増殖・多様化し、それ自体が地球を変えるひとつの力となり、地殻変動と、大気や海洋の変質を示す物理化学的な現象とを結びつけた。生命が地球を  ひょっとしたらなによりも強力に  決定づける存在として現れたということは、私にはなんとも驚くべき事実に思える。」

 

今日の映画471】※データは『映画.COM』のサイト等から入手

邦題:『グッド・シェパード(U-NEXTで視聴)

原題:The Good Shepherd

製作年:2006年

製作国:アメリカ

監督:ロバート・デ・ニーロ

出演:マット・デイモン/アンジェリーナ・ジョリー/ロバート・デ・ニーロ/ビリー・クラダップ/タミー・ブランチャード

ストーリー:第二次大戦間近のアメリカ。イエール大学に通うエドワード(マット・デイモン)は、親独派の教授を辞職に追い込んだ功績が認められ、サリヴァン将軍(ロバート・デ・ニーロ)から諜報部員になることを勧められ、国の諜報活動に従事していく。また一方、耳の不自由な女性ローラ(タミー・ブランチャード)と運命的な出会いを果たすが、友人の妹クローバー(アンジェリーナ・ジョリー)を妊娠させたことから彼女と結婚する人生を選ぶことに。しかし、ほどなく戦略事務局(OSS)の一員としてロンドンへ発ち、クローバーとは疎遠状態になってしまう・・・

コメント:評価は5点満点で、映画.COMは2.9、TSUTAYAは2.97、Filmarksは3.2で、私の評価は3.5とした。

 ロバート・デ・ニーロによる監督第2作。アメリカが誇る世界最大の諜報機関であるCIAの誕生秘話と、そこに身を投じた一人の男の葛藤を壮大なスケールで描く話題作。

 「ジェイソン・ボーン」シリーズを見て以来、U-NEXTでマット・デイモンの出演作品を検索して見始めた。

 冒頭、1961年4月のピッグス湾侵攻が悲惨な結果に終わったシーンから作品がスタートする。その後、1939年まで時代を遡って、エドワードがイェール大学に入ったところから話が進展して行き、終盤になって冒頭のシーンと結びついていくが、一回、観ただけではなかなかストーリーとプロットの関係が理解できないかもしれない。

 

【今日のジャズ471※データは『ジャズ資料館』のサイト等から入手

タイトル:Portrait Of Art Farmer

アーティスト:Art Farmer Quartet

レーベル・品番:Contemporary・C 7554/・OJC 166//ビクター音楽産業・VDJ 1627//Fantasy・OJC 166/・OJC CD 166-2

録音年月日:1958.4.19/5.1

曲名:①Back In The Cage/②Stablemates/③The Very Thought Of You/④"And Now ..."/⑤Nita/⑥By Myself/⑦Too Late Now/⑧Earth/⑨The Folks Who Live On The Hill

ミュージシャン:Art Farmer (tp)/Hank Jones (p)/Addison Farmer (b)/Roy Haynes (ds)

コメント:リリカルな持ち味を魅力的な形で訴えるアート・ファーマーの快作。瀟洒なタッチで定評のあるハンク・ジョーンズ (p)を中心としたトリオがバックについたことも聴きやすさに繋がった。ファーマーは歌心に抜群のセンスを発揮する。穏やかに表現の中にキラリと光るハード・バップ魂。ベニー・グルソンが書いた〈ステイプフルメイツ〉をはじめ、スタンダードの〈トゥー・レイト・ナウ〉など、いい曲が続く。(『レーベルで聴くジャズ名盤1374』から引用)

<YouTubeライブ映像>

Art Farmer Quartet 1980 with Fred Hersch

Art Farmer Quartet Live Jazz at the Smithsonian 1982

Art Farmer quartet, 'Jazz 625', BBC studio, London, June 6th, 1964