← 16日昼頃の皐月。 (05/16 11:15)

 

 昨夕より埴谷 雄高著の『ラインの白い霧とアクロポリスの円柱』(福武書店)を読み出した。40年近く前に読んだ。書庫でロヴェッリの本を探してたら、ふと本書が目についた。懐かしい。今日から再読する。埴谷雄高の本は、50冊は蔵書してる。無論すべて読んできた。本書のメインは紀行文…師につき従って旅してる気持ちで。 (05/18 20:32)

 

 一昨日から探していたカルロ・ロヴェッリ著『時間は存在しない』…ロヴェッリの本を3冊再読してきた。最後の1冊が本書。書庫に見付からない。悔しい。 (05/18 18:52)
 その本書を今朝ようやく発見。まさかあんな場所に! 見付けたからには近々読む。ロヴェッリ再読は4冊目の本書で最後の蔵書。 (05/19 09:33)

 

 ← 我が家の入り口では、皐月たちが迎えてくれる。 (05/17 17:52)

 

 ミシェル・フーコー著『フーコー文学講義 ――大いなる異邦のもの』 (ちくま学芸文庫)を読み出している。さすがのフーコー。やはり、「狂気の歴史」を読まにゃあかんか。それと「言葉と物」も。以前、読みかけたことがあったはず…頓挫。 (05/17 17:51)

 

 高橋巌著『ヨーロッパの闇と光 (1977年)』(イザラ書房)は、「ヨーロッパの闇と光 (1970年)」の新版。誤植やら校正ミスが多いのは残念。(05/16 11:53)正誤表が挿入されているが、それ以外にも目立つ。 (05/16 14:36)

 本書末尾に「崇高な夜」なる題名の舞踏家の笠井叡による高橋巌試論。「笠井 叡(かさい あきら、1943年生まれ )は、舞踏家、振付家、オイリュトミスト。」 (05/16 11:34)

 笠井 叡:「神秘主義、神智学への造詣が深く、グルジエフ、シュタイナー、ウスペンスキー、バタイユ、密教、神道、古インド神秘思想、キリスト教神秘主義など多岐に渡って探求し、その理論的な成果に「天使論」がある。」(Wikipediaより) (05/16 11:35)

 

 ← 昨日朝のシャリンバイ 昨夜は仕事は暇…というか金曜日の夜だし晴れてたのに人の出が少ない。やはり体感的に不況なのかなと思うしかない。 (05/18 12:03)

 

 ミシェル・フーコー著『フーコー文学講義 ――大いなる異邦のもの』 (ちくま学芸文庫)を今日から自宅で楽しみで読む:

「【目次】解題(フィリップ・アルティエール、ジャン=フランソワ・ベール、マチュー・ポット=ボヌヴィル、ジュディット・ルヴェル) 緒言 狂気の言語 編者の注 狂人たちの沈黙 狂える言語 文学と言語 編者の注 第一回講演 第二回講演 サドに関する講演 編者の注 第一回講演 第二回講演 文学に関するミシェル・フーコーの研究業績と発言 ミシェル・フーコー略年譜 注 訳者解題」 (05/16 13:19)

 

 ← 昨日朝のシャリンバイ (05/19 11:36)

 

 ディドロ作『ラモーの甥』 (岩波文庫 )の話題が今読んでいるフーコーの文学講義にて。多分未読のはず。 (05/18 15:02) (頂いたコメントに)吾輩など、よんだかどうかすら危うい。高名な作品なので読んだ気になっているかも。せっかくなので読みたいです。 (05/18 15:52)

 フーコーの文学講義で目にした「秘跡」が気になる。吾輩の中では「秘蹟」なのだが。「秘跡」…「秘蹟」 訳語か気になる。 (05/16 16:02)

 『龍樹』がカルロ・ロヴェッリの本にて参照されてる。龍樹は全く読んだことなし。畏敬する中村 元著の『龍樹』 (講談社学術文庫)にて読んでみたい。 (05/17 01:09)

 

 ← 野原の宅地造成着々と。嘗ての田圃が幻に。近所の家…新たに建て替え。資産のある家は羨ましい。 (05/17 17:53
紫 綺)

 

 超大作のパトリック・シャモワゾー著『カリブ海偽典 (最期の身ぶりによる聖書的物語)』(塚本昌典則訳 紀伊國屋書店)を先日来読み続けている。

 ようやく本文950頁のうちの220頁。思ったより順調。来月早々には登攀かな。既存の文学には(我輩が知る限る)見当たらない性格の小説。文体には慣れてきた。楽しんでる。 (05/17 17:48)

 中南米などヨーロッパ人による植民地支配の歴史には予てより関心を抱いてきた。関連の本も少しは。本書はその中でも群を抜いてる。960頁の重たい本だが、敢えて手にしてよかった。読解出来ずとも、時に流れを見失っても、訳がわからなくとも作者は我輩を物語の世界に引きずり込む。 (05/18 19:27)

 本作には、「テスカリポカ」なる語が出てくる。「テスカリポカ」と「テスカトリポカ」との異同が分からない。 (05/18 14:16)「テスカトリポカ」のほうは、多神教であるアステカ神話の中でも最強の神だとか。佐藤究の小説の題名として日本でも有名になった。 (05/19 11:47)

 

 ← 本作パトリック・シャモワゾー著『カリブ海偽典 (最期の身ぶりによる聖書的物語)』…物語に欠かせない花…蘭。画像は、Epidendrum anisatum(エピデンドラム アニサタム)  La Llave & Lex. 1825  メキシコ固有種。画像は、「2023年1月メキシコの野生蘭 – 蘭友会」より。但し蘭は種が非常に多いので画像の種かどうかは全く不明。 (05/18 14:25)