← 屋根裏部屋(作り付けの本棚)から下ろしてきた中高時代の本たち(の一部)。世界の名著シリーズの十数冊などは高卒後移動させてた。床にベタ置き。どう整理するか。 (05/06 15:58)

 

 自宅では、津田 左右吉著の『古事記及び日本書紀の研究 新書版』(毎日ワンズ)と、ク・ビョンモ作『破果』(小山内園子訳 岩波書店)とを交互に。

 仕事の車中の待機中には、井波 律子著の『新版 一陽来復: 中国古典に四季を味わう』 (岩波現代文庫)を読んでる。暇じゃない程度に仕事があるので、読み出して三日目で半分ほど。ま、じっくり。

 

 ← 昨夜來の強風が十時を過ぎた今も。庭中に松からの飛来物。松毬は勿論、雄花?なのか、柿の種が散在して庭がオレンジ色に。これがホントに柿の種だったら売ってしまいたい。ん? このオレンジの奴は市販されてる? (05/06 22:31) (頂いたコメントに)松の実も食用になるらしいです。 (05/07 01:18)

 

 ← 屋根裏部屋にあった本立て。高校時代に使ってた? 埃まみれだったのをタワシで磨いたら使えそう。 (05/06 22:34)

 

 ク・ビョンモ作『破果』(小山内園子訳 岩波書店)今夜半から読む。予備知識なしで書店で発掘。題名を誤認して…破瓜と見間違えてつい手を出したのは内緒。 (05/07 00:57)

 

 ← ミシェル・ウエルベック 著/スティーヴン・キング序『H.P.ラヴクラフト―世界と人生に抗って』(星埜守之 訳 国書刊行会) 「ミシェル・ウエルベックの衝撃のデビュー作、ついに邦訳!「クトゥルフ神話」の創造者として、今日の文化に多大な影響を与え続ける怪奇作家H・P・ラヴクラフトの生涯と作品を、熱烈な偏愛を込めて語り尽くす!」

 

 ミシェル・ウエルベック 著/スティーヴン・キング序『H.P.ラヴクラフト―世界と人生に抗って』(星埜守之 訳 国書刊行会)を昨夜半から読み出し、つい先ほど読了。

 書店で物色してて、ウエルベックの本を発見。彼の新刊かと思ったら、2017年の刊。しかも、彼が初めて出した本だった。彼の本はほとんど読んできたのに、今頃になって本書に気付くとは情けない。吾輩は『素粒子』が彼の処女作(デビュー作)だと思い込んでいた。休みだったこともあり一気読み。 (05/07 01:00)

 ウエルベックが若い頃から怪奇幻想作家H・P・ラヴクラフトに入れ込んでいたとは本書で初めて知った。というか、ゴリゴリの人種差別主義者のラヴクラフトに纏わる本が出せること自体が驚き。

 本書の副題「世界と人生に抗って」が凄く意味深。「セックス・金銭のテーマを遠ざけ、主人公の現実的な人生の内実を切り詰め,人智を超えた世界に住まう怪物たちを幻視する怪奇幻想小説家と、あきらかに現実的な生活のなかにどっぷりと浸り、セックスや金銭の話題に事欠かない、多くは冴えない中年が主人公の」ウエルベックの小説世界とは、いかにも対照的。

 表面的には対照的なのだが、「実は様々な形でウエルベックがラヴクラフトから影響を受けている…ある意味、ウエルベックはラヴクラフトを意識的に裏返して表現していると云えそう。まさに、解説の星埜氏じゃないが、「世界と人生に抗って」いる姿勢が作家活動に現れているのかもしれない。

 実際吾輩は、ラヴクラフト作品も読んできたが、正直ウエルベックのえげつないまでの小説世界に痺れてきたのだ。 (05/07 01:47)

 

 

 ← 拙稿「タンポポという名前」参照。

 

 5日付朝刊に「薬草コーディネーター」(日本園芸協会)なる広告が。へえーと観てたら、「タンポポ、ヨモギ、ドクダミ」などの身近な…。ん? 我が家の庭にヨモギは(多分)ないが、ドクダミやタンポポならあるぞ。え? タンポポだって? タンポポが薬草?

「タンポポの全草を乾燥したものが、蒲公英《ほこうえい》という生薬として用いられており、健胃・解熱・発汗・利尿などの作用があるとされています。 また、鉄、マグネシウム、カリウムなどのミネラルとビタミンA、B、C、Dを多量に含んでいることが知られていて非常に有用な野草です。」食用にもなるとか。(Wikipediaなどより)だって。 (05/06 06:10)

 

  昼行燈83「夢は眼下に 

 

 ブログ日記を書き終えたあと、創作モードに。海…海面をテーマに。「ループ量子重力理論が描く世界の直観的なイメージ」を仄かにイメージして。 (05-06 03:43)

 

 ← 画像は庭の野草。昨日撮影。 (05/06 12:46)

 

 昨夜から雨そして強風。風は昼になっても。今日は休みだが、外仕事はヤバそうなので家の中で。といっても読書三昧じゃなく、懸案の屋根裏部屋の整理。数年前、高校入学同時に作ってもらった木製ベッドを解体し窓から下界に放り投げた。頑丈で階段は持って降りれない。

 そう階段が鬼門。急階段の10段は今の我輩には命懸け。今日は中高時代の書籍類を段ボール10箱に詰め、更に父母の衣料品をビニール袋に詰め階段を伝って下ろした。

 段ボール箱…ペットボトル2リットル6本の箱を成形したもの。ビニール袋は合計6個。大仕事になって汗だく。が、まだ古い炬燵やらガスコンロやらきばこ木箱入りお銚子10個ケースやら、和物あれこれ。更に高校時代3年全部の教科書参考書、通信簿等々。

 1階の奥の部屋には、父母の衣料品やアルバム、遺品が山盛り。国鉄職員だったので、鉄道関連の制帽などの備品も。

 急階段の登り降りは、手すりもないし、そろそろ限界。地震対策のためにも屋根裏部屋を軽く、という課題は早々に果たしたい。 (05/06 13:03)