← 畑の片隅に今年も各種の水仙たち。 (04/08 16:21)

 

 今月中には耐震診断を受ける予定。別件だが、地震保険の調査員が我が家の調査に。我が家は半壊でさえもないが、ダメ元で。かなり詳しく診ていった。その結果は…

 築70年の木造家屋の我が家だが、土台も含めかなり確りした造りだと判明。襖や障子戸の開け締めが難儀なのは、柱や梁の不具合ではなく、鴨居や敷居の撓みや歪みで、これ等は長年の経年変化で仕方ない。むしろ、70年という築年数を鑑みるとよくぞ持っている、余程昔の大工はいい仕事をしたと言えそう。 (04/08 16:27)

 

 ちなみに蔵は地震保険の対象になってない。よって蔵の梁の皹割れも補償できない…以前になんと、皹割れと(我輩が)観ていた箇所は、実はシロアリのせいなんだとか! あの蔵の天井に横たわる立派な梁の割れ目がシロアリの仕業だったとは! なんだって柱や壁面じゃなく、よりによって梁なのか? …どうやら柱も屋内の木製の階段もシロアリにやられているようだ。

 上記したように今月中には耐震診断を受ける。改めて我が家の建築の立派さを知ると同時に、今後の住み方を再考しよう.(04/08 16:36)

 

 

 ← 今年は三重カナメの赤が映える。これは、土壌に落ち葉などをたっぷり敷いたからか。 (04/08 16:41)

 家の土台を観て回ってたら、土台の空気穴から猫が飛び出してきた。我輩も驚いたが、猫はもっと驚いていた。多分、中から飛び出してきたので、外に人が居ることは想定外だったのだろう。 (04/08 23:36)

 

 今日8日(月)も、休日ということもあって、デヴィッド・グレーバー/デヴィッド・ウェングロウ著『万物の黎明 人類史を根本からくつがえす』 (光文社)と中沢新一著の『精神の考古学』(新潮社)とを交互に。

 前者は8日の夜半過ぎに本文読了。ゼエゼエハアハアである。

 後者は、よく分からないままに読んでいる。悟りに関わる話であり、究極の心的現象を言葉で縷々理論的に説明するのは至難の業だろうと思う。隔靴搔痒の感が否めない。 (04/09 01:16)

 

 ← 保険の調査員に付いて回って家の周りをグルグル。縁側下の土台も見掛けよりは確りしてると聞いて感心。畑のムスカリも今年は青紫が鮮やかだ。 ムスカリは十年余り前に畑に植えたもの。大概の花は一年限りだが、ムスカリ花は我輩がなにもしないのに毎年春には芽吹き開花する。健気な植物だ。(04/08 16:48)

 

 ミルチャ・エリアーデ著『聖と俗―宗教的なるものの本質について』 (叢書・ウニベルシタス)は、とうとう今日に至るまで未読。「万物の黎明」にて参照言及。学生時代、友人のアパートの書棚にエリアーデの本を見つけ、凄い本を読んでるなーと感嘆したのだが、そのままに終わった。 (04/08 22:45)

 7日、スーパーで箱買いした水二箱。今日、引き取ってきた。その足で公民館へ印鑑証明書を貰いに。…日曜から探し続けていた、十年ほど前に用意していた謄本の類い。全く意外な場所から出てきた。灯台下暗しだった。バカみたいな捜索ドタバタ劇。 (04/09 01:20)

 

 ← 庭を歩いてて、木瓜の開花の見事さに驚いた。こんな咲きっぷりは初めて。落ち葉や果物の皮をいっぱい敷いたからか。木瓜なんて名前、誰が命名した? この真っ赤な花々を見よ! …棘があるとか。全く気付いてたことない。 (04/08 16:54)

 

 例によって此のところ読み続けている「万物の黎明」にてA.M.ホカート著『王権』 (岩波文庫)を知った。刊行当時はかなり異端だったが、後世再評価されてる:

「ホカート(1883―1939)は、自らの調査と文献渉猟によって、「聖なる王権」という思考体系が一つの文化圏を形成していることを立証しようと試みた。そして、戴冠式などの儀礼の構造分析によって各地域の儀礼が構造論的に対応していることを解明する。本書は構造主義人類学の先駆的業績であり、王制研究の基本文献である。」

 読みたい。 (04/08 23:08)

 

 ← 南面する車道沿いの花壇に雪柳。開花。 (04/08 23:32)

 

 昨夜は数日ぶりに入浴。暖まった。暖房も不要。セーターすら要らなかった。夜半に近付いて、流石にセーター着る。外は雨しっかり。明日は雨。今月4月は節目の月になりそう? (04/08 23:32)