← 「CinderOasis」 「Oscar Furbacken」 ゾンカ著の『地衣類、ミニマルな抵抗』( 宮林寛訳 みすず書房)にて数々の先鋭なる作家や詩人、アーティストを知った。オスカー・フルバッケンもその一人。 (03/24 12:31)

 

 自宅では、西多 昌規著の『眠っている間に体の中で何が起こっているのか』(草思社)とゾンカ著の『地衣類、ミニマルな抵抗』( 宮林寛訳 みすず書房)とを交互に。

 仕事の車中では、宮下規久朗著の『日本の裸体芸術 ――刺青からヌードへ』 (ちくま学芸文庫 )を牛歩で楽しんでる。仕事がそれなりに忙しいので、日にせいぜい30から40頁ほど。ましてスマホ(読書メーター)を使ってあれこれ調べ物をするとか日記(メモ)などはできない。嬉しい悲鳴かな。 (03/24 12:02)

 

 冒頭に画像を載せたOscar Furbacken(オスカー・フルバッケン)は、「1980年にスウェーデンに生まれ、幼少期の10年間をパリ郊外で過ごしました。2011年ストックホルム王立芸術大学卒業。作品は映像、彫刻、写真など多岐にわたる。彼のプロジェクトは、彼の周囲からの自然現象の観察に基づいています。画家が描く風景は、苔や地衣類などの小さな生物の共生生活や、変化や逆境に対処するための戦略に言及していることが多い。物理学、生態学、実存的思考、詩に触発されたオスカー・ファーバッケンは、知覚が他の生物や地球全体との関わり方にどのように影響するかを調査してい」る。「彫刻の断片やインスタレーションで風景そのものを解体するために、非常に小さなスケールで照明と光学機器を実験してい」る。 (03/24 12:28)

 ゾンカ著の『地衣類、ミニマルな抵抗』( 宮林寛訳 みすず書房)にて知った数々のアーティストは日本語サイトでは見出せず、ボチボチ一人でも特集してみたいものだ。 (03/24 12:36)

 

 

 このところ読み続けているゾンカ著の『地衣類、ミニマルな抵抗』にてアナバイオシスなる用語を本書で知った:「anabiosisの意味 休眠状態 [通常、高温または低温、酸素不足、干ばつなどの不利な環境条件に反応して、仮死状態または代謝が大幅に低下した状態].」 (03/22 14:24)

 

 ゾンカ著の『地衣類、ミニマルな抵抗』にてピエール・ガスカール著『肖像と回想―自伝的交友録』 (叢書・ウニベルシタス)を知った。読みたい本が次々と。本書は期待以上の本だ。

「カイヨワ、フーコー、コクトー、アラゴンなど同時代の文学者、哲学者、科学者達との出会いと交遊をめぐる回想を通じ自らをたしかめる自伝的遺作。幼少期の悲惨な体験、動物への愛、狂気への関心、というテーマに沿って描く。」といった本。

 ピエール・ガスカールは、地衣類学者でもある。(03/22 13:53)

 

 ← 今朝までの零下ギリギリの寒気が今冬最後だったらしい。雪化粧も消え去っていた。 (03/22 14:32) だけど、午後の2時過ぎで7度はやはり寒い。家の中はもっと寒い。台所だと、吐く息が白くなる。 (03/22 14:38)

 

 テレビドラマ「ゴンゾウ 伝説の刑事」を録画で。通算3回目か。出来のいいドラマ。役者もだが、演出脚本などもいい。食事中はテレビを録画で。主演は内野聖陽がいいね。 (03/23 17:48)

 ちなみに、「ゴンゾー、ゴンゾ、ゴンゾウ」とは、「「だまされやすい」「愚か」を意味するイタリア語。転じ、「風変わりな」「異常な」を意味する英語。」だとか。

 

 宮下規久朗著の『日本の裸体芸術 ――刺青からヌードへ』によると、明治維新政府は、外聞を気にして、江戸時代や明治維新当時までは人前で裸を晒すことを気兼ねなく…だったのを法的に禁止していったとか。混浴も禁止。

 不思議なのは、刺青の風習もヤクザを覗いて消えていったという事実。人前では着衣を強制したのである以上、刺青は見えなくなっていったはずで、風習としての刺青が消滅に向かう理由が分からないのである。 (03/24 12:07)