← 任航『我母親(Ren Hang | For my mother)』   いま読んでるゾンカの「地衣類、ミニマルな抵抗」にて初めて知った。「性がタブーとされる中国で若者たちのヌードを撮り続け、時に逮捕や写真展中止などに追い込まれても、あくまでも自然体で穏やかなままであった彼は、けれど、その活動の手を緩めることはありませんでした。」若くして亡くなられたようだが、死因が何かは知らないが、尖がった才能の持ち主は30歳を超えて生きるのは難しいんだろうな。 (03/19 13:20)

 

 昨夜は冷え込んで夜半前に既に1℃に。が、未明に至ってもそれ以下にはならなかった。小雪がちらつくこともあったが、路面の凍結は避けられた。何より凍結が怖い。

 今朝9時過ぎ…10時前か…に目覚めた。もしかして群馬辺りの震度5弱の地震で目覚めた? カーテンを開けると小雪がちらついている! (03/21 13:30)

 

 ← 庭先の水仙…よりによって強風雨の中咲き出してる。今夜には雪に。 (03/20 13:37)

 

 今日は雨…やがて雪。夜半過ぎには零度まで下がる。そんな中で仕事。早く帰りたい。 (03/20 11:45) 3時半…いよいよ霙に。 (03/20 15:27)

 

 冠 松次郎著『黒部渓谷 (1957年)』 (コマクサ叢書〈第5巻〉)を相変わらず。岩燕やイワナ、カモシカなどの記述は頻出するが…雷鳥沢も…何故かクマの話題は出てこず、不思議に感じてた。すると本日212頁にて初登場。それもクマの足跡に遭遇して騒ぎになってると、僅か二行の記述。 (03/20 13:53)

 

 ← 「エッシャー『滝』 は、1961年10月に初めて印刷されたオランダの画家マウリッツ・エッシャーのリトグラフ。滝の底からの水が、水路に沿って下り坂を流れるような見た目で滝の頂上に到達するという永久機関を表している。」(Wikipedia) (03/20 15:11)

 このところ読んでるゾンカの「地衣類、ミニマルな抵抗」にてエッシャー「滝」に遭遇。むかし、壁に貼ってたっけ。本書でエッシャーも地衣類に魅せられていたことを知った。画面の左下にハナゴケ属の巨大な地衣が。

 改めて画面の左下を眺めた。

 余談だが、本書によると、『4分33秒』の作曲家ジョン・ケージもキノコ蒐集に熱心だったとか。

 クセナキスの作曲活動の背景にキノコや地衣類。 (03/20 15:35)

 

 ← 「緑苔生ず 苔深くして掃(はら)う能わず」 (03/20 16:14) 富山市の松川縁の桜並木。見事だ! どの桜にも幹に苔…地衣類が! 巨象の脚のようでもある。何処かしらユーモラス? (03/20 16:10)

 

 先日、むかし、900枚まで書いて頓挫した、サルオガセをモチーフの小説なんて話題を日記に。…昨夜、題名を思い出した。「スバニッシュ・モス」だ。(03/20 16:25)

 

 宮下規久朗著『日本の裸体芸術 ――刺青からヌードへ』 (ちくま学芸文庫 )を今夜から車中での待機中の楽しみで読む。著者には申し訳ないが、ひたすら好奇心で読む(眺める)。

「日常に浸透していた風俗としての裸体から、明治以降の芸術としての裸体へ。日本人のヌード観とその表現をたどる異色の日本芸術史」なんて御託はいいの。…でも、一字一句逃さないけどね。

 著者の本は初めてかも。 (03/20 20:29)

 

 ← 立花 隆 (著)『マザーネイチャーズ・トーク』 (新潮文庫 )  「マザー・ネイチャーズ」という雑誌で連載されていた立花隆氏と第一線のサイエンティストたちとの対談をまとめたもの。河合雅雄氏(サル学)、日高敏隆氏(動物行動学)、松井孝典(惑星科学)氏、多田富雄(免疫学)氏、河合隼雄氏(心理学)、古谷雅樹氏(植物学)、服部勉氏(微生物学)らとの対談。この中で、日高氏、松井氏、多田氏、河合氏の本は一冊か二冊は読んだことがある。古谷氏、服部氏は当時も今も著作に接してない。

 

 立花 隆 (著)『マザーネイチャーズ・トーク』 (新潮文庫 )を昨夜読了。四半世紀ぶりの再読。当時もだが、仕事の車中での待機中の楽しみで。懐かしい。科学は最新の研究に限る…は、あくまで半面の真理。古いからといって侮るなかれ。示唆に富むよ。

 本来は立花氏が各界の研究者へのインタビュー集なのだが、さすがに立花氏は勉強しておられて、質問のレベルが鋭くて対談集と称してもいい内容。 (03/21 13:22)