← ナイチンゲールの伝記を読んでて…必然の如くジャンヌ・ダルクのことが気になってきた。どんな本を読めばいいのだろう。例えば、レジーヌ・ペルヌー著『奇跡の少女ジャンヌ・ダルク』 (知の再発見双書 102)とか? (03/11 14:33)

 

 いま読んでる栗原康の本『超人ナイチンゲール (シリーズ ケアをひらく)』に、つい先日読了したばかりの本書ジェームズ・C・スコット著『反穀物の人類史――国家誕生のディープヒストリー』が言及されてる。新型コロナ大流行の際、本書がよく読まれていたとか。 (03/11 19:12)

 参照部分を栗原の本から以下に転記する:

「権力者が国をたて、富をむさぼる。そのために一か所に人口を密集させて、米や麦、トウモロコシなどの穀物をつくらせる。そのたくわえをつかって戦争にくりだし、領土拡大。だけど、遠征からかえってきた傷病兵たちが病気をもちこむ。インフルエンザでも発症すれば、人口密度がたかいからすぐに感染爆発。(中略)いってみれば、パンデミックの原因は文明国家だ。人為的につくりだされた密集状態と戦争が災いのもとなのだ。」

「だからスコットはいう。みずからすすんで文明を捨てろ。」

 トルストイもクリミア戦争で反戦非戦主義者になったとか。 (03/11 19:24)

 

 ← 栗原 康著『超人ナイチンゲール』(シリーズ ケアをひらく 医学書院) 「我を忘れて、ナイチンゲール。」

 

 前日買ったばかりの栗原 康著の『超人ナイチンゲール』(医学書院)を翌日の夜半までにほぼ一気読み。語調には違和感があるが、著者の熱気と勘所を捉える感性に引き込まれてしまった。著者はアナキストだとか。無論、ナイチンゲールの常人離れした生き方に圧倒された故でもある。

「鬼才文人アナキストが、かつてないナイチンゲールを語り出した。それは聖女でもなく合理主義者でもなく、「近代的個人」の設定をやすやすと超える人だった。「永遠の今」を生きる人だった。救うものが救われて、救われたものが救ってゆく。そんな新しい生の形式を日常生活につくりだせ。ケアの炎をまき散らせ。看護は集団的な生の表現だ。そう、看護は魂にふれる革命なのだ!」 (03/12 02:48)

 

  いま読んでる栗原康の本『超人ナイチンゲール』でトルストイの本作トルストイ作『セワ゛ストーポリ』 (岩波文庫)を知った。恥ずかしながら初耳。(03/11 19:00)

「若きトルストイは、将校としてクリミア戦争の最激戦地、現在のウクライナ南部、クリミア半島はセヴァストーポリの戦いの最前線にいた。そして、兵士の突撃・砲弾や銃弾が飛び交う中で、この戦いの体験を骨子に、3つの小編を書き記した。1854年12月・1855年5月・1855年8月と、3つの季節の壮絶な戦場の様がそこにある。 3つは3つそれぞれ独立した物語であり、それぞれに特徴があるが、数々の名を後世に残したことで知られている19世紀史最大の国際戦争がどういうものであったか、まざまざと我々自身も体感させられる。」

 ナイチンゲールは壮絶な看護活動してたが、トルストイもさすがの彼らしい転機を迎えた。 (03/11 19:02)

 

 ← 今夜も入浴。2日続けては…十数年ぶり。入浴しても無事と分かったから安心して。 今日は日中13度以上に。春だ。 椿咲く春の微笑み招いてる (03/11 21:56)

 

 今日11日(月)、いよいよ重い腰を上げて、相続の相談に弁護士事務所へ。要領を得ない相談に弁護士さんも戸惑い気味だった。自分がどうしたいのか方針が定まっていないのでは具体的なアドバイスのしようがないか。相談すべき人に相談するなり話し合うべきだろう。 (03/12 02:54)

 月曜日は、アーネスト・ヘミングウェイ作の『日はまた昇る (1954年)』を70頁ほど読み、栗原 康著の『超人ナイチンゲール』(医学書院)を読了させ、大好物の天文学(宇宙論)の本、エマ・チャップマン著の『ファーストスター 宇宙最初の星の光』(河出書房新社)にも手を付けた。…そうだ、弁護士事務所での待合時間に立花 隆の『マザーネイチャーズ・トーク』 (新潮文庫)も十頁ほど。読書的には充実していた? (03/12 03:05)

 

 栗原 康著の『超人ナイチンゲール』 (医学書院)…読めば読むほど(知れば知るほど)ナイチンゲールの桁外れな行動力を思い知る。安直に超人扱いしちゃいけないんだろうけど、常人じゃないのは確か。 (03/11 22:28)

 

古墳時代の大規模集落跡から朝鮮製の鉄器出土、交易拠点か 鹿児島湾を望む高台、指宿・尾長谷迫遺跡「副葬品以外では非常に珍しい」(南日本新聞) #Yahooニュース」…こうした話題には目がない。 (03/11 22:31)

 

  昼行灯78「貝の殻  (03/11 04:47)

 

 白井 聡著の『長期腐敗体制』 (角川新書)…長期腐敗体制が今も続いてる。一層深刻化してる。政治絡みの本は好きじゃないが、危機感から読むしかないのだ:「衰退途上国から脱け出すために――。 なぜ、いつも頭(トップ)から腐るのか!? 不正で、無能で、腐敗した組織が続く構造的理由を、レジーム分析を続ける政治学者が剔抉する。」 (03/11 23:02)

 

 エマ・チャップマン著の『ファーストスター 宇宙最初の星の光』(河出書房新社)を入手。我が読書の大好きなテーマ(の一つ)は、天文学…宇宙論。久々入手。嬉しい。昨夜半から読み出した。 (03/12 01:30)