← このところ、ジェシカ・ワイン著の『数学者たちの黒板』を楽しんでいる。ふと我が家の黒板を思い出した。…ある部屋の片隅にひっそり佇む黒板。帰郷して間もないある日発見した。その時既に引退してた。現役でどんな活躍してたか知らない。そもそもチョークがない。家族の連絡用? 父が一時期凝った俳句の想を練った? 父は僧侶を招き、仲間と仏教の会を主宰した、その講義用?  この際、我輩が何かイタズラ書きするかな。間違っても薪ストーブの薪にしちゃアカンな。 (02/03 15:00)

 

 ジェシカ・ワイン著の『数学者たちの黒板』(草思社)だが、数学者や物理学者らの板書は(数式や記号もだが特に図形が)どんな絵画より吾輩の淀んだ脳ミソを刺激する。理解などしてなくていい。出来っこない。絵画だって我輩は理解はしてない。ひたすら感じ妄想し…そう、楽しんでる。 (02/03 14:34)

 

 ツヴァイクの「バルザック」を読み出した…本作『あら皮』〔欲望の哲学〕 (バルザック「人間喜劇」セレクション(全13巻・別巻二) 10)を再読したくなった。 (02/03 15:17)

 シュテファン・ツヴァイク著の『昨日の世界〈1〉』 (みすずライブラリー)

 遠い昔読んだ。「ナチズムが席巻するヨーロッパを逃れて、アメリカ大陸に亡命したツヴァイクは、1940年ごろ、第二次世界大戦勃発を目にして、絶望的な思いで、本書を書き上げた。ホテルの一室で、著書の一冊も手記もなく、友の手紙もないまま、ただ記憶だけを手がかりにして。」昨日から彼の著の「バルザック」を読み始めたので、本書を思い出した。 (02/03 14:24)

 

 石田友夫,オノレ・ド・バルザック著『ファチノ・カーネ―他』 (大学書林語学文庫) たまたまこんな本を発見。しかし、今じゃ書店じゃ入手できないか? (02/03 15:26)

 

 以下のようないろんな分野の話題が気になる。仕事の車中でのスマホ弄りで発見。それぞれ関連する文献を調べたい:

「聖徳太子弟の墓」塚穴古墳、宮内庁公開 大阪・羽曳野 - 日本経済新聞」 (02/03 17:33)

5万~7万年前の現代人の起源・移動を全面的に反映 中国南西部の濛渓河遺跡(CGTN Japanese) #Yahooニュース」 (02/02 15:02)

わずか97光年先に「水の惑星」発見、地球型惑星探査に画期的な一歩(Forbes JAPAN) #Yahooニュース」 (02/02 15:01)

 

 白木賢太郎著の『相分離生物学の冒険――分子の「あいだ」にに生命は宿る』(みすず書房)を2日(金)に、津本 陽著の『大悲の海に―覚鑁上人伝』 (新潮文庫)を4日(日)に読了。 (02/05 12:44)

 後者は仕事の車中での待機中に読んできた。代わって柘植 久慶著『旅順―日露決戦の分水嶺』 (PHP文庫 )を昨夜読み始めた。

 旅順と聞いて肉弾戦の地と即座に連想するのはある年代以上の方か。

 

 ← 柘植 久慶著『旅順―日露決戦の分水嶺』 (PHP文庫 ) 「日露決戦における勝敗の分水嶺となった“旅順の戦い”。この一戦を膨大な史料をもとに、ドラマティックに再現した、長編戦記小説。」

 

 柘植 久慶著の『旅順―日露決戦の分水嶺』は父の蔵書か我輩の蔵書か不明。既読だとしても読む。

「堅固な堡塁に強大な兵力、名実ともに「東洋一の要塞」である旅順。乃木希典率いる日本軍は、奮闘空しく、何度もはね返される。累々たる死傷者、苦悩する司令部……。一方、ロシア軍側でも、予想を上回る日本兵の勇戦に、緊張を募らせていた。日露戦争の勝敗を決めたと言われる激戦の全容を描く歴史小説。」 

「1961年、大学1年の夏期休暇で単身欧州へ渡航中、ベルギーの首都ブリュッセルのホテル近くのバーでスカウトされ、カタンガ国の傭兵隊の一員としてコンゴ動乱に参加した。(中略) 1962年、アルジェリア戦争においてフランス外人部隊の格闘技教官(中尉待遇)として参加。 1965年、外資系商社に入社、市場調査等で海外を巡る。 1973年より株式会社ジェミニの代表取締役を6年余り勤め 、その後、外資系商社社員として海外出張も数多く経験したが、その特異な経歴を生かし1985年頃より作家に転身した。 」

 著者は、一昔前まで折々テレビ出演も。幾度となくテレビで拝見。傭兵体験者が日本人にもいることに驚いていた世間知らずの吾輩。(02/04 21:37)

「旅順口区(りょじゅんこうく)は、中華人民共和国遼寧省大連市に位置する市轄区。遼東半島の最西部(突端部)にあり、天然の良港として知られ、旅順軍港を有する軍港都市として栄えた。」(Wikipediaより) (02/04 23:48)

 

 シュテファン・ツヴァイク著の『バルザック(上)』 (中公文庫 )を今度は自宅で読み出して三日目。やたらと面白い。内容もだが、バルザックの人間性が桁外れ。(02/04 21:40)