中土から南小谷へは1駅なので、徒歩で移動する手段があったがバスで南小谷へ行くことにした。
中土から乗るバスは小谷村営バスという名前だが、運行はアルピコ交通・タクシーに委託しているので走っている車両はアルピコ交通となっている。
車体:いすゞKC-LV380N
ナンバー:99439
所属:白馬
2015年7月頃に阪急バスから譲渡された車両とのこと
車体の屋根に雪が積もっているだけでなく、氷柱が下がっていたことから小谷村の気候の厳しさを物語っている
中土から乗車した管理人は南小谷まで乗車をした。
走行した道は、随分と昔に歩いたことのある道だったので何となく見覚えのある所があったので懐かしかった。
南小谷で下車をする時に運転士から「撮り鉄ならぬ撮りバスかい?」と聞かれたので、最近はバスも記録するようになったと伝えた。
バスから降りた管理人は、どうしても撮影したいものがあったので急いで撮影ポイントへと向かい、撮影後には再び駅へ戻った。
南小谷駅前に停車する99439号車
運転していた人が同じで、会釈すると出口の扉が開き運転士が面白いことを言った。
「これ俺の愛車なんだぜ。新車ばかりで旧車がこれだけになっちまったから貴重だよ」と言う辺り、それだけ付き合いの長い車両だったのだろう。
定刻になると栂池高原へと走り去っていった。
最後に再び99439号車を撮影したのは特急あずさを撮影している時のことだった。
写真右上にチラッと写っている99439号車が栂池高原から戻ってきたのだった。
運転士は同じ人だったので、目が合うと互いに会釈をした。
白馬エリアでも旧型車両は僅かとなっていたようだったので記録できたことはよかった。
次に南小谷に行けるかは分からないので、しばらくは遠い場所となりそうだ。
それでは今回はこれにて