続き・・
ドアを開け、一瞬、ドッキリ?と思ってしまった(タレントでも無いのに)。
女子高生の制服を着ているものの見た目は、元モーニング娘。の矢口真里さんにそっくりだったからだ。
しかも、昔から矢口真里さんが好みのタイプだった俺は、全身が固まってしまい、見とれてしまった。
『あの~・・・どうかしました?』
俺には聞こえてない。
『あの~ ・・・』
俺は、正気に戻り、『俺は、森 晃一(仮) よろしく!』
と、言えれば良かったのだが、俺は人見知り!所見の人と、話すなんて・・しかもめちゃくちゃタイプの子・・・けど、何か言わないとと思い何とか絞りだした。
『あ~あっ・・そ、そ、そう・・・ど、どうも。』
我ながら最悪な対応・・・
『あの~え~と、私「寺島あき」と言います。母と2人で引っ越ししてきました。・・・これからよろしくお願いします。』
『あ、あぁ・・よろしく。』
普通の人なら、もう少し何かしら会話が続くのだろうが、この後、気まずい沈黙の時間が流れる・・・・
『・・じゃあ』
と言いつつドアを閉める俺。最悪だ!
彼女の俺に対する第1印象は最低なものになった。
(『何あの人!無愛想な人!絶対関わりたくない』)と思ってるに違いない。と俺は思った。
それ以来、俺は彼女を意識するようになっていった。
たまにゴミ捨てに行く時にすれ違う事もあったが、彼女が元気良く、挨拶をしてくれるというのに、いつも軽く会釈するだけ、
(『なんなの!あの人!ホント無愛想な人!』)という心の声が聞こえてきそうだった。
そんな日々が続き、いつものようにすれ違う時、急に彼女に呼び止められた。
『森さん!ちょっといいですか?』
俺は返事をせず、ただ頷いた。
『前から、どうしても言いたい事があったんですけど、なんでこっちが挨拶しても答えてくれないんですか?私何かしました?。挨拶って、すごく大切な事だと思うんです。小学生だって出来る常識的な事だと思います。・・・違いますか?』
何も言い返せずただ黙り込む俺・・・。
続く、